前回の続き




苦しそうな呼吸が続いた13:30過ぎ、主治医からの提案で苦痛を和らげる注射(麻薬)をすることになりました。それを始めると意識が遠のいたり、呼吸抑制がくることがあるとのこと。

準備に少し時間がかかるとのことだったので、その間、長女の提案で家族で写真を撮りました。


14:30 注射が始まりました。1日かけて体に入れるくらいの微量でしたが、15:00過ぎには50〜60回/分あった呼吸が20〜30まで落ち着き、穏やかな呼吸と表情になりました。それと同時に心拍数や酸素濃度も徐々に落ちていき、15:40過ぎにモニターのアラームが鳴り響きました。まもなく看護師さんが来て、全身状態とモニターを確認した後、主治医を呼んでくれました。そして16:00 死亡確認。


義父は80年の人生に幕を閉じました