君、以外。 1 | ★妄想変態恋愛小説★

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あたし鈴原理心(スズハラリコ)は高校1年生。



「おはようちゃん」



ガラっと教室のドアを開け自分の席へと座る。



「莉心、おはよう」



そう言って声をかけてきたのは親友の、中野留美(ナカノルミ)。



留美は自分では分かってないけど相当な美人さん。



背が高くて髪もサラサラのロングヘア。



クリッとした二重の目に睫毛も長くて肌も白い。



入学式の時に一目惚れして話し掛けたという…これってナンパ?



逆ナン?



なんて言うんだろう。



とにかく容姿に惚れて声をかけたら



「鈴原さんて背、小さいのね?すぐ見失いそうだわ」



ふふっ、と笑うその笑顔に、あたしの心は更に奪われた。



って、普通に男の子が好きなのよ!!



だけど留美とは仲良くなれる気がした。



「ねぇ留美。数学の宿題さ…」



「イヤよ?自分でやりなさい!!」


う…。



美人さんな留美。



なんだけどズバズバとくるんだよね…。



「そんなこと言わないでさ…」



「あんたは、何度言ったら分かるの?あたしの写したって莉心の為にはならないでしょ?」



はい…ごもっともです…。



そうなんですが…。



机に突っぱねてると



「莉心ー、留美ー、おはよー!!」



チャイムが鳴るギリギリに入ってきた奴。



藤堂平助。



平助も、またここで出会った奴だった。



つづく…。