あたしだけを見て…。 2 | ★妄想変態恋愛小説★

★妄想変態恋愛小説★

ようこそ、妄想変態恋愛小説へ!!
遊びに来てくださった、そこの貴方様!!
どうぞ、ゆっくりとしていってくださいな~♪
コメント残してくれたりしたら、喜んじゃう~♪

「真っ直ぐ帰るのもなぁ。」



そう思い、寄り道することにした。



「あっ…、この道入ったことないかも?」



そう思いながら、路地に入ってみる。



すると、そこにはお花屋さんがあった。



「こんなところに花屋なんて、あったんだぁ。」



引き込まれるように、あたしは、その花屋さんに入った。



鈴が“チリン”と鳴り



「いらっしゃいませ。」



男の人の声が店内に響いた。



「わぁ…。」



お店に入ると、キレイな花たちが生き生きとしていた。



思わず見とれていると



「プレゼントですか?それとも、ご自宅用ですか?」



「あ…。」



そう聞かれ、パッと顔を上げて…、あたしは固まった。



だって、その人は背が高くて髪は少しパーマをかけていて、メガネも似合ってる、声もステキな男性だったんだもん。



「あの…、僕の顔に何か付いてますか?」



「ち…、違うんです!ごめんなさい!!」



「はははっ、そう?それなら良かった。」



その人は、これまた素敵な笑顔で笑った。



「………っ。」



どうやらあたし…、その人に…、恋をしてしまったみたいです。



「あ…、あの。自宅用に買いたいんですけどっ。あたし…、お花ってあまりよく分からなくて……。」



「オッケー。じゃぁ、僕のオススメでいい?」



「はいっ!!」



勢いよく返事を、してしまった…。



恥ずかしい…。



「うん、じゃぁ…、ちょっと待っててね?」



「は…、はいっ。」



彼が花を選んでる…、その後ろ姿を見つめるあたし。



後ろ姿もステキ…。



ボーっと見つめていると突然、彼が後ろを振り向き



「この花なんか可愛いと思うんだけど…。」



「か…、可愛いっ!!!!」



それはキレイなピンクの、お花だった。



「あぁ、気に入ってくれて良かった。」



彼の笑顔に、ドキッとした…。



「この花はね、シンフォリカリフォスっていうんだよ。」



「シン…、フォリカ…、リフォス?」



「そう…。花言葉は“可愛い”。」



「か…、可愛い…!?」



花言葉を言っただけなのに…



あたしに言った言葉じゃないのに…。



あたしの心臓は、飛び出すくらいドキドキした。



「そう…、可愛い。君、可愛いからね。」



「………っ。」



“君、可愛い”



本気で言ってないって分かってるのに、本気にしてしまいそうなくらい、あたしはこの言葉を頭の中で何度も何度もリピートした。



「こ…、これ買いますっ!」



「本当?ありがとう。また買いに来てくれたら嬉しいな。」



彼の笑顔に…



「また買いに来ます!」



そう言って店を出た。



つづく…。



あぁ…、ママさん残念!!

職場恋愛じゃなかったぜww

って、クイズじゃないってなww

って、ことで今回は、こんな感じでダラダラ書いていきたいと思いますっ!!

新作も頑張ってノートに書き溜めてるのでね…。

それまでの繋ぎとして適当に読んでいただけたら嬉しく思います☆

まきちん。