夜中星と月が出ていたので晴かと思ったが起きて少ししたら雲が垂れ込めてきた、テントは周回後に撤収するつもりだったが、雨になったら面倒なので朝食後撤収。デイパック以外はフェリー乗り場のコインロッカーに入れる事にした。60Lのザックを背負奥尻港まで走り、200円のロッカーに詰め込む。身軽に成りいざ出発。
曇で半袖では寒いくらい、時々上着着る。22年前の津波で被害が一番酷かった青苗集落には慰霊碑や記念等等が有るのでひと通り見て回った。人家の少ない島の西海岸以外は、高い防潮堤が張り巡らされ異様な風景だが、青苗一帯は一層凄い。何百年先に有るかどうかすら解らない津波への備えらしいが、虚しいというか無駄というか複雑な気持ちになる。神威脇で島で唯一の温泉に入る。この先坂道走行が有るので汗をかくのは必至だが、ここは入っておきたい。誰もおらず貸し切りの湯だった。一休みして坂登り開始。延々と続くが傾斜は緩いのでさほどきつくない。乗鞍スカイラインを経験しているので日本の何処の激坂と言えど取るに足らない。霧が立ち込めてくるが濡れることは無かった。最高到達点は標高400m程度だった。神威山584.5mにも登りたかったが、一帯に航空自衛隊の施設が有り、進入禁止らしい。北の防衛情報収集施設でも有るのだろうか高いアンテナ類が多数あった。玉島開拓で分岐し下りに入る、稲穂への道には一部未舗装のラフが有ったがごく一部だけだった。海栗前(のなまえ)漁港で海辺へ、最北端賽の河原公園は通過し弁天さんをお参りし奥尻港に無事戻った。
【行程】7:00キャンプ場→7:20奥尻港7:30→8:43青苗→10:30神威脇温泉11:10→13:30稲穂→14:10奥尻港 ☆ルートラボ
・夜明けの賽ノ河原を参拝

・テント撤収し奥尻港に向かう途中、かわいい郵便局

・鍋釣岩というらしい

・名の通り浜辺は大小の御影石がゴロゴロ



・島の南端、青苗地区の記念碑

・ついでに奥尻空港に寄ってみた

・島の西側海岸を北上、奇岩がイロイロ

・北追岬公園のオブジェ

・神威脇温泉から出て更に北上、恐ろしい工事現場を見る


・幌内からえんえんと登りが続く、ガスも出てきた

・玉島開拓の分岐まで来た

・一部未舗装が有ったが2ヵ所各200m程だった

・海栗前(のなまえ)港へ出た

・人家の周囲は巨大な防潮堤でガード

・廃校だろう

・最後に弁天さんを参拝し・・

・奥尻港に戻った

奥尻の住宅は、生活感が感じられない箱みたいなのが多い。冬場雪に閉ざされる事からだろうか、民宿の看板を掲げてる家が馬鹿に多いが泊客が有るのだろうか?それに酒場やスナック類が異常に多い。でかいパチンコ店も有った。しかしコンビニは一つもない。去年行った利尻、礼文とはずいぶん雰囲気の違った島だった。島の山地中央部、以前は多分原野だったのだろうが、これを草地開拓事業とかで開拓したようだ、道路を付け、伐採開拓。たしかに草地は有ったが見た感じ放置状態・・牛の姿は皆無、荒れ果てた草原と錆びついたゲートがあちこちに有った、開拓後の活用がうまく行かなかったのだろうか、索漠とした風景が広がっていた。
津波被害後の復興工事、被災住宅の整備、産業の復興、と東日本大震災でやってる事と同じような事が行われたのだろうが、22年が経っての姿がこのありさまか、とても健全に復興しているとは思えなかった。
曇で半袖では寒いくらい、時々上着着る。22年前の津波で被害が一番酷かった青苗集落には慰霊碑や記念等等が有るのでひと通り見て回った。人家の少ない島の西海岸以外は、高い防潮堤が張り巡らされ異様な風景だが、青苗一帯は一層凄い。何百年先に有るかどうかすら解らない津波への備えらしいが、虚しいというか無駄というか複雑な気持ちになる。神威脇で島で唯一の温泉に入る。この先坂道走行が有るので汗をかくのは必至だが、ここは入っておきたい。誰もおらず貸し切りの湯だった。一休みして坂登り開始。延々と続くが傾斜は緩いのでさほどきつくない。乗鞍スカイラインを経験しているので日本の何処の激坂と言えど取るに足らない。霧が立ち込めてくるが濡れることは無かった。最高到達点は標高400m程度だった。神威山584.5mにも登りたかったが、一帯に航空自衛隊の施設が有り、進入禁止らしい。北の防衛情報収集施設でも有るのだろうか高いアンテナ類が多数あった。玉島開拓で分岐し下りに入る、稲穂への道には一部未舗装のラフが有ったがごく一部だけだった。海栗前(のなまえ)漁港で海辺へ、最北端賽の河原公園は通過し弁天さんをお参りし奥尻港に無事戻った。
【行程】7:00キャンプ場→7:20奥尻港7:30→8:43青苗→10:30神威脇温泉11:10→13:30稲穂→14:10奥尻港 ☆ルートラボ
・夜明けの賽ノ河原を参拝

・テント撤収し奥尻港に向かう途中、かわいい郵便局

・鍋釣岩というらしい

・名の通り浜辺は大小の御影石がゴロゴロ



・島の南端、青苗地区の記念碑

・ついでに奥尻空港に寄ってみた

・島の西側海岸を北上、奇岩がイロイロ

・北追岬公園のオブジェ

・神威脇温泉から出て更に北上、恐ろしい工事現場を見る


・幌内からえんえんと登りが続く、ガスも出てきた

・玉島開拓の分岐まで来た

・一部未舗装が有ったが2ヵ所各200m程だった

・海栗前(のなまえ)港へ出た

・人家の周囲は巨大な防潮堤でガード

・廃校だろう

・最後に弁天さんを参拝し・・

・奥尻港に戻った

奥尻の住宅は、生活感が感じられない箱みたいなのが多い。冬場雪に閉ざされる事からだろうか、民宿の看板を掲げてる家が馬鹿に多いが泊客が有るのだろうか?それに酒場やスナック類が異常に多い。でかいパチンコ店も有った。しかしコンビニは一つもない。去年行った利尻、礼文とはずいぶん雰囲気の違った島だった。島の山地中央部、以前は多分原野だったのだろうが、これを草地開拓事業とかで開拓したようだ、道路を付け、伐採開拓。たしかに草地は有ったが見た感じ放置状態・・牛の姿は皆無、荒れ果てた草原と錆びついたゲートがあちこちに有った、開拓後の活用がうまく行かなかったのだろうか、索漠とした風景が広がっていた。
津波被害後の復興工事、被災住宅の整備、産業の復興、と東日本大震災でやってる事と同じような事が行われたのだろうが、22年が経っての姿がこのありさまか、とても健全に復興しているとは思えなかった。