改めて、最低限の知識を固めたいと思う事柄があって、

2ヶ月前に図書館である書籍を借りました。

税込で7480円もする本で、いきなり購入するのも勇気いるから、、

とにかく内容に思想的偏りがないかなど、確認したい事があったものだから、まず一回全体を読んでみました。

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で、、偏りは多少感じるものの、参考資料として必要な書籍だと思うので、買うことにして、、、

と、、調べたところ・・・

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Amazonに中古品が結構出ていて、、

欲しいのは内容ですから、読めればいいので、、、

3800円で出ているものを注文しました。

2週間ほど前の事です。

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翌日に届いて、包装を開けてみると、全くの新品、にしか見えませんでした。

ただ、、裏表紙の左下に、

「敬愛大学メディアセンター」

と言うラベルが貼ってあって、、

本の下部には、赤いスタンプが押してありました。

 

 

大学の図書館の所蔵品だったのでしょう。

除籍証明書、と言うものが同封されていました。

図書館が、放出したものです、盗まれたんじゃないです、

ってのを、証明するための書類なんですね、そんなのあるんだ、知らなかった。

 

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写真では、少しよれた感じが見えるかもしれないけど、

それは、僕がすでにこの2週間で、色々調べながらだから、読んで、置いて、また読んで、寝転がってまた読んで・・・

そんな風にしてたから、その間についた使用感。

このタイプの大きな書籍は重いし傷もつきやすいものです。

僕の手元に来た時には、ラベルとスタンプ以外全くの新品でした。ㅤㅤ

事実は分かりません。

印象では、図書館の棚に、置かれてから、誰も触らなかったんじゃないだろうか・・・

そんな風に思えました。

この本に書かれていることは、

本当なら、日本人がみんな知らなきゃいけないことです。

あまりにも範囲が広く、だから、正確に伝えることも難しく、

あまりに悲惨、凄惨な出来事が多すぎて、辛いことが多すぎて、

でも、伝えていかなければ、風化してしまう、日本人が知らなきゃいけない出来事で・・・

この本は、あくまで資料のひとつ、ですが、この書籍を中心に置くことで、少なくとも膨大な範囲に及ぶ事柄の全容を包括的に理解するための主軸が出来上がるように思うので、もうしばらく格闘してみたいと思います。

そして、可能であれば、皆さんにお話しする機会を作りたい。

その中にいた経験者でも関係者でもない人間が、人様に、あくまでも調べた範疇で、こう言う資料があります、と言う内容でだけなら、お話ししてもいいと思える、最低限の知識、が欲しいのです。

最低限の知識を持てたとしても、それを、どうお話ししたらいいのかも分からない、だから、まだ、やります、とも言えないし、内容を明記する勇気もない。できないなら言うな、と思ってしまうのです。

それだけ、責任の重い事柄だし、、色々考えてしまうわけです。

この書籍はそう言う事の、主軸になる資料です。

ここから、始まる、ものです。

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大学の図書館で、

除籍、放出され、販売に出されるまで、

おそらく、ほぼ、誰も、触りもしなかった。

それを責めるだの、非難するだの、そんな気は毛頭ありません。

ただ、本来、日本人が知るべきこと、の扱いがそういう事なのだな、と言うのが、どうしても残念に思うんです。

だから、7480円のもの、3800円で買えたんじゃないか・・

こんな貴重な資料を、そんな値段で手に入れられたんじゃねえか

何言ってんだ、

って話なんですけどね。