バイト先のジムにて。
Pさんにベンチプレスの補助を頼まれる。
「はい!」と小走りで駆け寄るオレ。
ん・・・20・・20・・5・・5・・5・・5・・10・・・
・・・・・な、な、な、70キロ!!
お、オイラがやってもいいんですか??
(お客様補助経験・5回程度&自己ベスト20キロ)
Pさん「6回上げるので、お願いします。」
兎に角頼まれたからには必死である。
片足をベンチの台にかけ、対戦準備万端。
五十嵐「1回!・・・2回・・・!3回・・・!がんばって~~!!」
Pさんは4回までギリギリ持ち上げた。
そして5回目・・・・上がらない!五十嵐が補助。
ふんんんっっっ。
6回目・・・上がらな~~い!!五十嵐が補助。
ぐぬぬぬぬ・・・あ、あがった・・・・。
ふぅ~~~・・・ギリギリだった。。。
オレは頑張った・・・!頑張ったよ・・・!!
Pさん「あとでまたお願いします。」
・・・・ま、マジっすか!?
再び緊張の瞬間。
片足をベンチの台にかけ、対戦準備完了。
五十嵐「1回!・・・2回・・・!3~~~~~頑張って~~~!
・・・・4~~~~~がんばってがんばって!!!」
あ~~上がらない~~!五十嵐補助!!(必死)
五十嵐「5~~~~~~もっともっともっと上げて下さい!!!」
Pさん「NO!!」
五十嵐「のっの~~??!!」(動揺)
つぶれるPさん。
慢心の力をこめて引き上げる五十嵐。
ぐぐぐぐぐぐぐぐぐ・・・・・っっ・・・・・あ、上がらない~~~~!!(泣)
ぎゃ~~~~~~~~~コアラさん、コアラさん、コアラさん!!
(コアラさんは2時間前に退社済だよ☆)
どーする、どーする、どーする!?(2秒)
かっと目を見開き、ベンチの二段目に両足で乗り上げ叫ぶ五十嵐。
五十嵐「せえ~~~のっっっっっ!!!」

ふんんんんんぐああああああああああああ・・・・・・・
あ・・・・・あがった・・・・☆
よ・・・よかった・・・・。
Pさん「またあとでお願いします。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
五十嵐「はい☆」