食欲の秋なのに……

新型コロナウィルスの影響で、

多くの飲食店は苦境に立たされているようですね。

 

こんにちは、両国部屋の見習い女将のこかみです。

コロナの影響で売り上げが落ちる飲食店。

そんな中でも、客足が絶えない町中華を発見。

 

ある日のできごと。

 

「ねえねえ、両国に住んでるならもちろん珍々亭は行ったことあるわよね」

見習い先輩に問われるこかみ。

「えっ、ちんちんですか。ないです!」

目をくるくるするこかみ。

「ちんちんじゃないよ。珍々亭だよ。中華だよ。あそこの餃子大好きなんだよね~。

珍々亭の餃子で一杯やりたいな~」

すでに、頭の中で珍々亭に行っている見習い先輩。

「行きます! 絶対に行ってみます! 近いうちに行きます!」

目を輝かせるこかみ。

 

数日後。

 

「ねえねえ、今日は珍々亭に行こうよ」

こかみの夫で見習い親方のげんげんの腕を揺さぶるげんげん。

「こかみと一緒に珍々亭に行くで。でもGo To Eatに入ってないねんな」

スマホをすぐに見て、チェックするげんげん。

「うるせえ」

有無を言わせないこかみ。

さっそく、げんげんと一緒に珍々亭へ!

 

「珍々亭」の外観。

大江戸線・両国駅A1出口から徒歩約10分。

昔懐かしい感じの赤い看板と暖簾が印象的です。

 

「こんばんわ~。こかみとげんげんです」

「いらっしゃいませ~」

 

ザ・昭和な内観。

カウンターとテーブルがあります。

 

「外の看板にはラーメンと餃子しか書いてなかったけど、

メニューがいっぱいあるね」

ワクワクするこかみ。

「俺は、ラーメンと餃子とチャーハンを必ず食べるで。

あとは、野菜不足を補うで」

宣言するげんげん。大食いです。

 

まずは、ビールで乾杯!

町中華でのビールは最高だ!

しかも、2020オフィシャルビア~だ!

 

もやりもりもり、野菜不足を補う「肉野菜炒め」

 

「お、うまいで。野菜がシャキシャキしてるで」

ビール一気飲み、野菜シャキシャキ食べのげんげん。

「うん、美味しいね。野菜炒めとビールは最高だね」

ビール一気飲み、野菜炒めをよく噛むこかみ。

 

麺がくるんってなってる「ラーメン」。

 

思わず「うわ~、おいしそう」

想像を裏切らない、懐かしのやつ。これこれ~!ってやつ。

 

「俺、珍々亭をお気に入りに入れるわ。一人でも来るで」

お気に入り宣言をするげんげん。

「こかみも一人できちゃうかもな~」

げんげんと同じことを言ったのに……

「でも、太るで」

人に厳しいげんげん。ぷん!悪魔!

 

写真で見るとわからないけど、小さい餃子。

パリパリ系です。

 

「小さい餃子、食べやすいよ」

餃子をぱりぱり食べ続けるこかみ。

「あ!こかみ、4つ食べたな!」

いつも、こかみの食べ物を奪うくせに、

こかみがいっぱい食べることに厳しいげんげん。

 

「じゃあ、もう一個、追加すればいいじゃん」

追加くらいどうってことないこかみ。

「それもありやと思うで」

自分が食べたいくせに!!ぷん!!

 

まんまるチャーハン。

 

これも、ああ~~~~~! これだよ、これ。

近所にあったらうれしいチャーハンだよ~!ってやつ。

 

このほかに、瓶ビールもう1本。

レモンサワー1杯。

餃子をもう一枚注文。〆て4000円!安いよ!!

 

「ねえねえ、4000円だったよ。安いよね」

帰り道、げんげんの腹をポンポン叩くこかみ。

「町中華っていうのはそういうもんなんやで」

まるで、町中華博士気取りのげんげん。

「お客さんもいっぱい来てたね。コロナを忘れるね」

うれしいこかみ。

「町中華は回転が早いで」

町中華研究員気取りのげんげん。

 

「それにしても腹が苦しい。

ラーメンと餃子とチャーハンを一緒に食べるなんて、学生のノリや」

学生時代に思いを馳せるげんげん。

 

珍々亭さん、昔ながらのおいしい町中華をありがとうございます!

「珍々亭」

https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131201/13114467/

 

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最近見た、もうギャグだよとツッコみたくなった映画

『メビウス』

韓国の鬼才、キム・キドク監督による2013年公開の作品。

夫の不貞に怒り狂った妻は、

なぜか息子の性器を切断!

母親に性器を切り取られた息子と父親、

不倫相手の行く末を描く。

 

全編台詞なしの同作品。

当時、来日した監督は

「言葉を発してしまうと

とたんに演技がダメになってしまう人もいて…」

とインタビューで答えたそうですが、

この台詞なしの演出が、こかみには滑稽に見えてしまった……。

(あくまで個人の意見です)

 

ズボンのチャックあけて

「ええ!マジで!なにこれ!」って表情多い。

登場人物の変顔に近いくらいの大げさな顔。

こかみ、途中で笑っちゃった。

 

ホラーとコメディって紙一重だと思うけど、

なんでもかんでも追求しすぎると、最終的にコメディになるのかな。笑

 

ちなみに、もともと妻と不倫相手役(一人二役でした)にキャスティングされていた女優さんは、

キム監督から暴行を受ける、台本にないヌードや性的なシーンを強要されるなどして、

監督を告訴。その女優さんは、『悪い男』でヒロインを演じたソ・ウォンさんだという噂です。

代役でキャスティングさイ・ウヌさんは、その後も活躍中。

 

うぬ~。

 

まだまだ、キム監督にハマっています。