歩きながら、考えよ。 | 豊嶋邑作オフィシャルブログ「Grande Responsabilité」Powered by Ameba

歩きながら、考えよ。


皆さん、こんばんは。


従姉妹の文化祭を見て、

高校生の姿を見て、

ちょっと昔を思い出してみた。



そんな時に、このブログはとても役に立つ。笑




高校時代。
文化祭と同じだけ、いや、もしかしたらそれ以上の情熱を傾けていた合唱祭の思い出。


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高校生でなお、誰もが涙を流して感動できた経験は、

苦しい時に、それを乗り越えた時の喜びや、また同じ感動を味わいたいと思う時の原動力になった。




高校卒業後。
単身海を渡り、ベルギーへ。

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写真当時20歳。
自分でも、子供に見えてしまうほどあどけなさの残る当時の自分が、単身海を渡り戦えた理由。



それは、これまでの数々の思い出がどんな時も自分のの心の中で支えてくれたから。



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寂しさで打ちひしがれそうな時、その想い出に長い時間浸ったチームカフェ。


そうしてまた、前を向けるようになったら、いつも出迎えてくれたこの壮大な建造物。




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この東京ドームのような建造物は、なんと駅。


自分の住んでいた街リエージュの駅。



この建物の前では、悩む気持ちにすらなれない。笑




そんなベルギーで出会ったチーム関係者。


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彼は、日本のアニメが大好き。良き兄貴分。名前はジヤノッタ。イタリアセリエAからの移籍組。


若干20歳の自分にとって、物差しとなる選手の一人だった。



彼を越せば、ヨーロッパでやっていけると努力した。




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フランス語をちょっとだけ教えてもらっていたサラ先生。


ベルギーに来て3ヶ月。
自分もちょっとだけ表情が大人びてきた印象のある頃。


Rの発音が難解過ぎて挫折。笑


サラ先生は元気だろうか?



そして。
自分の心を折れさせなかった場所。


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初めてのベルギーリーグ観戦。



いつか、このピッチでプレーする自分を思い描いた。





そんな時の自分のブログには、こう記してあった。








「歩きながら、考えよ。考えてから歩くのでは、いつまでたっても歩き出せない。」






と。




現在に至るまで、


何度なく壁が立ちはだかり、その度に分岐点があり、その度に選択を迫られてきた。




考えても考えても、なかなか決断のできないような日も、たくさんあった。




そんな時は、


まずは考えることをやめた。




とりあえず、一歩踏み出してみた。



向かう方向はどこだっていい。



ただ、自分のその抱えきれないほどの素敵な 想い出たち に恥じない自分でいられる方向へ、歩き出してみた。



大丈夫。大丈夫。自分なら、大丈夫。


そう信じて、そう割り切って歩きだしてみると、少しずつ考えが整理された。





それが正解だったかどうかなんて、わからない。




でも、選んだ道を正解にする努力は、常にしてきた。



し、これからも絶対にそうでありたい。





だから、選ぶ時は絶対に迷わない。


選んだからには、覚悟を決める。




帰国して3ヶ月。
考え、決断する連続だった。


幸いにも、手を差し伸べてくれる人がたくさんいた。



でも、だからこそ、


自分にとって何がベストか、

どうしていくべきか、


それを選ぶことは難しい部分もたくさんあった。




でも、


自分はどうしたいのか。


ということだけは貫き通した。






だから、



ずっと、歩きながら考え抜いて来た。




歩けばすぐに辿り着くわけではないということを知ったけど、



歩いて良かったことの方が多い。




これからの自分も、もっともっとそうでありたいし、



そういう自分に、


そういう自分を支えてくれる想い出や仲間に誇れる自分に相応しい行動で、


進んでいきたい。