諦めたらそこで試合終了
かの有名な人気アニメ スラムダンク の安西先生はそう言った。
その言葉は、脈々と受け継がれ、日本を代表する名言となった。
2014年5月10日。
ロブチェンは試合残り15分となったところで、絶望的な先制点を奪われてしまった…。
相手は勝ち点差2で追いすがる3位チェリク。
負ければ3位転落になるだけでなく、
首位スティエスカが勝てば、勝ち点差7にまで広がり、リーグ優勝は絶望的になってしまう。
ほぼ折れかけた心。
チーム全体が、
スタジアム全体が絶望感に包まれた。
時間だけが、無情にも過ぎていく…。
時計は後半40分を指していた。
味方のクロスボールがゴールキーパー目がけて飛んで行く…。
痛いクロスミス…
と思った瞬間。。
相手DFの頭にかすったボールが、飛び出したキーパーの頭を越えていく…
時間が止まったように感じた。
「諦めたらそこで試合終了ですよ」
頭の中に、その言葉が何度も何度も反芻される。
僕らは奇跡の勝ち点1を手にした。
2位の座を死守し、
首位スティエスカが敗れたため、再び自力優勝の可能性が復活。
勝ち点3差で、直接対決を残し残り3試合。
諦めたらそこで試合終了。
この1点が、100年の歴史の中で最も価値ある1点になるまで、僕らは諦めない!!!