日本VSウルグアイ | 豊嶋邑作オフィシャルブログ「Grande Responsabilité」Powered by Ameba

日本VSウルグアイ



ドーブリジェン!!



昨日あたりから、また一気に冷え込んできました・・・。

もうこれからは寒くなる一方でしょうね。



風の冷たさが、冬のそれですからね。






そんなわけで、今日は



日本VSウルグアイ


を観戦するために、練習後急いで帰ってきました。




おかげで、ピステを練習場に置き忘れてきました・・・



しかも、グラウンドに。。




あー失くしたかもなー。。




で、途中途切れ途切れになったけれども、なんとか最後まで観戦できました。





いやいや、非常に素晴らしい教訓を残してくれましたね、ウルグアイ代表。







個の力の違い



って言うけど、具体的にどこの 個 が違うのか。






ゴール前ですよ。完全に。





中盤での技術力、


連携


パスワーク



日本がボールを保持できるところは、しっかりボールを持てたし、



遠藤選手だって、何度もゴール前まで顔を出せていました。





決定的に違ったのは、




ゴール前での迫力。


気迫。


こだわり。


強さ(身体の強さではなく、 得点する・失点しない ことに対する気持ちの強さ)。




そして、一番大事なところで発揮できる技術力。




香川選手の得点シーンのように、流れるような攻撃での崩しを、日本はできるわけです。




でも、香川選手が一度見せたような、ぺナ付近での突破のような、強引にでもこじ開けに行くプレーが果たしてどれだけあったか。




ウルグアイの守備陣のように、崩されながらも、最後のところは割らせないという気迫のディフェンス、戻り、対応が、果たして日本の守備陣にあったか。





ウルグアイの2トップ、 スアレス・フォルラン は、数的不利でも、2人だけで打開して、数少ないチャンスで、確実に決めてきました。



決して、崩されたわけではないのに、ミスだったり、一瞬のスキを逃さずにつかれ、それを、 個人の力 でモノにしてしまう強さ。




逆に、ウルグアイ守備陣は、崩されながらも、最後のラストパス、シュートの瞬間には、後方からすごい勢いで戻ってのスライディングや、身体を投げ出してのブロックで、ゴールを割らせなかった場面が、多くありました。




日本の失点シーンはどうか?



FKは別として、なんとも呆気なく失点していたように感じる。




全員が引きすぎて、シュートを打つ選手に誰もプレッシャーに行けない失点だったり、



ゴール前で待ち構えるだけで、フリーでヘディングされたり・・・。






そして、それらは、 意識 だけでは変えられない。




徹底的にやり込んで、


ゴール前にこだわって、


1つの得点を自分で奪うこと、


自分が1つの失点を防ぐこと にとことんこだわった者同士が、日々の練習の中でぶつかりあっていくしかないと思います。





海外での練習では、



シュートゲーム



がほとんどです。




攻撃陣にとっては、どこでもシュートゾーン。



守備陣にとっては、常に打たせない



という攻防だけが繰り広げられるシュートゲーム。





そこで、




ゴール前の技術・強さ




が、やりこむことによって初めて、身についていきます。







僕も、まだまだまだそこが大きく欠けてると実感しているので、日々の練習から貪欲に得点にこだわって、磨き続けていきたいと思います。