コンフェデカップ 日本ーイタリア | 豊嶋邑作オフィシャルブログ「Grande Responsabilité」Powered by Ameba

コンフェデカップ 日本ーイタリア


ドーブレビーチェル!!


スコーリカ・リェート!スコーリカ・ジーム!(ロシア語で 久しぶり! です。笑)




そんなに久しぶりではないですね。笑




ちょうど横浜へ向かう電車内だったので、木曜日の日本ーイタリア戦は、リアルタイムで観られず・・・。




その代わり、朝4時に起床して、



ブラジルーメキシコ戦



を観戦しました。






連敗でGL敗退となったものの、メキシコ代表は、すごく良いチームだと思います。



チームとして強い・弱いではなくて、




個の力


個の力の発揮の仕方


それにこだわる姿勢




という部分で、学べる点が数多くあるチームでした。




最終戦の日本代表との試合で、結果はどうなるかはわかりませんが、この部分では、日本代表をはるかに上回っていると思います。



特に、10番のドスサントスと、7番のバレーラ。




ドスサントスは、その期待に違わぬ力強さと巧さを孤軍奮闘して発揮していましたが、



その中でも、一番こだわりを見せていたのが、右サイドで途中出場のバレーラ。





劣勢に立たされる中で、ボールを持つ度に、徹底的に縦へ仕掛け、対面のマルセロを圧倒。




華麗なフェイントやテクニックを駆使するわけではないが、そのスピードと、縦への強い意識で、強引にクロスを上げきる強さも持っていて、



個で仕事をする



という点で観ている自分にとっては、一際、目立って見えた。





そんな中、後で、録画しておいた日本ーイタリアを、リアルタイムと同じ気持ちで観られるように、絶対に結果を知らないように細心の注意を払って、電車に乗った。




フェイスブックはもちろん、ツイッターなど言語道断。




携帯を開かないように注意し、乗車すること15分。




隣のサラリーマンがぼそりと一言。




「日本代表、本田圭佑のPKで先制してるよ!!」




おい!!笑




ワンセグを見ながらの独り言には無警戒だったーーー。笑





イヤフォンを持ってるわけではなく、その後も何度となく、ワンセグ視聴組の 独り言 に悩まされ続けました・・・。




これもまた、 個の力 ・・・笑




結局、


「うわ~2ー3で逆転されたよ!!」



という声を聞いて、観念。



結果を携帯サイトで見ました・・・。笑






そんなことは置いといて。




まずは、世界の強豪と、 3-4 というスコアで渡り合った、互角以上に打ち合った試合が、未だかつてあっただろうか。




確かに、日本サッカーの歴史の中で、



大金星



と言われる試合は何度かあった。




マイアミの奇跡が、その代表例。



記憶に新しいところで言えば、



グラスゴーの歓喜


と、


サンド二での国際Aマッチフランス戦。




しかし、


それらの試合はすべて 1-0 というスコアである。




つまり、



何とか1点取って、守りきった



という、弱者の戦い方をした末の、勝利である。




いや、ロンドン五輪のスペイン戦は、スペインの出来が最悪だったこともあり、内容でも日本が上回っていたかもしれないが・・・。




それが、イタリア代表と、3ー4という試合を演じたのである。




確かに、負けはしたが、日本サッカーの成長を示すには、十分なスコアだったと思う。





と、ポジティブな感想はここまで。




最悪の出来 だったイタリア。



最高以上の出来 だった日本。




それでも、結局は負けてしまった。



2-0というリードを、跳ね返されてしまった。




これは、想像以上に大きな差かもしれない。




まだまだ、世界の強豪とは、到底埋め得ぬ 大きな差 が、そこにある気がする。




人種の違いかもしれない。


国民性の違いでもあろう。


文化の違いも、当然、ある。



根深い問題だ。。




根深いけれど、



欧州や海外に渡る選手が格段増え、確実に、 どうすれば縮まるのか ということが、わかるようになってきているのも、また、事実である。




ただし。だ。



ただ、



日本代表で、それに こだわりきってる 選手は、本田圭佑選手ただ1人のように、最近の試合では映る。


ボランチやセンターバックの選手はわからないが・・・。攻撃的な選手の中では。




あとは、ある意味、自分のスタイルを貫いてるのは、岡崎選手だろうか。





長友選手も、後半最後の方は、何度か見せていたが、前半は、たったの1回も、仕掛ける場面がなかった。



縦へ仕掛けられるチャンスは、再三あったはず。




チームとの連携で崩すことを意識したのかもしれない。




でも、だとしたら、その 差 は埋められない。



本田選手同様、 個・個・個 と言ってる割には、説得力に欠ける。




あくまで、これが W杯本番 なら、話はまた別であるという前提での話。




この試合、 チームとして ポジティブな部分はたくさんあった。




でも、


個にこだわりきる


という視点から見る自分にとっては、チャンスが多かったからこそ、スコアの割に、期待はずれなゲーム内容だった。



マン・オブ・ザ・マッチは香川選手で、あのボレーシュートは素晴らしかった。


何度か、積極的な仕掛けでチャンスも生み出したし、ボールにもたくさん絡んでいた。




けれども、


だからこそ、物足りないものをたくさん感じた。




もっと仕掛けて、もっと自分の形でフィニッシュで終われる場面はたくさんあった。




そこで、強引にではなく、確実な選択肢を選べるのが、香川の香川たる所以なのかもしれないし、

それが、彼のスタイルなのかもしれないが、マンUに行く前は、もっと強引に行っていた気がしてならない。



マンUという、正真正銘のビッグクラブにいったことで、




堅実性・確実性



の部分が、かなり多くでてしまっている・・・いや、 出過ぎている ように見える。






当然、自分はまだ見たことのない世界の話である。



自分にはわからない。



あくまで理想論、机上の空論かもしれない。




でも、変わらない事実はある。




それをしない限り、世界のトップには行けない




ということ。





とことんこだわって、とことん貫けるように、日々精進あるのみですね。




精進×100くらい必要です。




その舞台にすら、まだ遠く及ばない自分は。







コメント返信のコーナー^^



>幸せ探す旅人さん


いつもありがとうございます^^


また、ご指導お疲れ様です!

そう言ってもらうことができて、本当に良かったですね!!


これからも、素晴らしいご指導で、育ててください^^