先日、ついにさっちんが巣立ちました。
さっちんらしいハプニング付きでしたが😅
出発の日、友達が見送りに家まで来てくれて、
写真撮ったり、おしゃべりしたりしていました。
いざ出発で、手をふって、見送ってもらい、幸せとさみしさを感じながらバイバイしました。
それから、数時間車を進ませ、お昼ごはん食べようかとなった時、さっちんに、あってはならないことが
忘れてはならないものを忘れていることに気がつきました。
ここまで書くと、1型の方、そのご家族さんなら予想つくと思います。
はい、その予想、当たりです。
インスリンセットを入れ忘れている
なんということか、、、
体とともにあるべきものを!
何故に忘れたかー
これはもう、引き返しますよねー。帰りますよねー。帰りましたよー。
ポンプが明日の朝まで持つか持たないか、という状況で、向こうで新しく変えようと思ってた、と。あとから送るっていう選択肢もなく。。。
出る前に、インスリン、大丈夫だよね?と、ちょっと頭をよぎったんですが、
朝、玄関に、それらしいバッグが置いてあったし、きっと入ってるだろうと思い、友だちもいたので今言わなくていいか、と言わないままで、、、
その後も確認しなかったのがいけなかった
一旦帰宅し、そのまま自宅に寝て、翌日早朝に出発しようということになりました😅😅
友達に見送りに来てもらって、バイバイ!と力強く手を振って、家を離れた半日後、帰宅
前日は家族で最後の晩餐的なお食事で食卓を囲み、最後の夜をちょっとだけしんみり感じたりしていたのにね。
その日の夜ご飯は、ほっともっとのお弁当でした😅
だけれど、飛行機で行くような場所ではなかったので幸いでした。
翌日は午前中にガス会社の人が来てくれることになっていたのでめちゃくちゃ早くに出発!
1日無駄にしてしまったので、そこからハードに動く。
アパートに着いて、掃除して、ない物を買いに行き、頼んでおいた新生活セットやベッドなどが続々と届いて、組み立て作業などやって、
なんとかひとつひとつやっていくうちに、1日で部屋らしくなりました。
そんな作業しながら、いよいよなんだな、と思う気持ちと同時に、本当に離れて暮らすのかなぁ、と何だか嘘の世界にいるような変な感じもあり、
実感わかなくて。
これから感じるのか、それともこの状態から何となく慣れていくのかな。。。
あまり深く考えないようにしよう。
その日の夕方、さっちんと2人で周辺散歩に出かけました。
慣れない土地の道路を、2人で話しながら歩きました。とっても楽しくて良い気分でした。
私の今の心の中のことを素直に話して、伝えておきたいことを話すと、
さっちんも素直に聞いてくれて、これからどんな風になっていきたいのか、話してくれました。
数年前、さっちんが県外の大学に通いたいと言い出した時、1型糖尿病の我が子を、親戚も知り合いも誰もいない土地に1人で住まわせるなんて怖すぎる!としか思えず、初めから快く了解を出してあげられなかったこと。
さっちんの人生だから止めてはいけないと頭で分かっていても、心配で。
それも親の正直な気持ちなんだということをさっちんも分かってくれて、
「自分で決めたことだから、心配かけないようにしっかりがんばる!」と。
(既にインスリン忘れ、やらかしてますが)
ひとり暮らしすることで、自己管理をしっかりやって自立するということは大切だけど、
何でもひとりで背負うと思わなくていいから、頼れるところには頼っていいんだよ、と話しました。
病気のことを話しておける友だちができるといいな、とか、やっぱり母目線になってしまいますが。
あとはもう、さっちんの生きる力を信じる!
次会った時に、どんな話が聞けるかな。
それを楽しみに、私もがんばります❣️
桜満開🌸
いよいよ、さっちんのひとり暮らし、大学生活、
スタートです!