少し前のことになりますが、ブログに残しておきたくて書くことにしました。
先月、闘病中だった義父が亡くなりました。
入院してはいましたが、急に逝ってしまうとは思いもせず。。。
1年7ヶ月ほど前に、骨髄異形成症候群が分かり、しばらくは通院しながらも元気に過ごしていましたが、
この半年くらい頻繁に熱発するようになり、
その度に1週間ほど入院しては退院、というのを繰り返していました。
1月7日からの入院は、退院することができず、最期を迎えてしまいました。
また退院できるものだと本人も思っていたことだと思いますが、この病気は、経過観察しながら治療しているうちに白血病に移行してしまうことがあるとのことでした。
義父は、1月の入院時の診察でそのように診断を受けていたようです。
が、誰もそのことを知らず、死亡診断書を見て知りました。
それが納得いかないですが。。。
最期を迎えた直接の原因は、肺炎。
だるそうに息切れしながらも、昼までは会話もできたのに、義母と義兄が帰宅後に急変し、夕方には危篤状態。
この日は遠征だったゆうさんを鹿児島市内のフェリー乗り場まで迎えに行かねばならず、
旦那くんには病院にいてもらい、私が車を走らせました。
ゆうさんが帰ってくるまで、どうか、、、
その願いは叶わず、帰りの車中で息を引き取ったとの連絡を受けました。
とても優しく、手先が器用で、仕事が早く、
地域のことにも積極的だった父。
若い頃、和菓子職人だった時期もあり、その腕を奮って、手作りのお菓子を作っては大好きな人や、お世話になった人たちに届けていました。
昨年のひなまつりに、
「桃の節句だから缶詰めの桃だけど、桃を入れたお菓子を作ってみたよ」
と、届けてくれたんだったな。
この後、1年と少しでお別れすることになるなんて、思うはずもなく。
入院中も、甘いものを食べたい、と。
大好きなカスタードのもの、クリームパンやワッフルなど届けると、一緒に食べよう、と言って食べたりしたなぁ。。。
さっちんが1型発覚時の入院中には毎日自転車で会いに来てくれた。
してもらったことはありすぎて書ききれない。
私は何をしてあげられただろうか。
夫と結婚してから17年。
縁あって親子になり。
元々は他人だけど、血の繋がりなんて関係なく、
大好きな私のお父さんです。
そんな風に思える幸せな嫁にしてくれた義両親には感謝しかありません。
義父に、これからできる親孝行は、
義母を大切にすること。
家族仲良く過ごすこと。
父が見せてくれた生き様を、道しるべに。