展示期間：2013年5月20日(月) ～ 6月14日(金)
展示場所：附属図書館 北館1階企画展示室
大学の門をくぐるのは、何年ぶりになるのでしょう・・・
今日は母校で開催されている写真展「小さな花と実」
を観に行き、恩師土倉亮一先生にお会いしました。
身近な野草や樹木は数百種類以上あるでしょう。
小さな花が開いて実を結ぶ営みをのんびり眺めてみる
時間は 忙しい方々にはほとんどありませんが、もし
余裕があればちょっと立ち止まって多くの可憐な花や
実に目を移してください。
感動があるかもしれません。
花や実の精巧な作りと優美な色彩を 見直していただく
きっかけになればという願いから、展示会を開かせて
いただきました。
15年以上にわたって、四季折々の散策時に目にした花や
実を摘採しましたが、 植栽が限られた樹木などは毎年
訪れて、開花の状況を見ながら採集しました。
採集地域は主に京都市、大津市およびその近郊です。
野原、田畑はもちろん、 市街地では屋敷の垣根、石垣、
道端、舗装の割れ目など、逞しく育つ野草が殆どです。
採取した花や実は実体顕微鏡下で、フィルムカメラまたは
デジタルカメラで撮影しました。
展示作品は、実物の長さ7-10mm のものを14-20cm程度に
拡大しています。
ピンボケが多く見られますが、ご容赦ください。
京都教育大学名誉教授 土倉亮一
色分けして展示されているお花たち、数えてみると
なんと10種類もの色に分けられていました。
小さな花にそっと顔を近づけて覗いてみると、こんな
きれいで神秘的な表情が・・・
６月14日まで開催中ですので、ぜひ京都教育大学に
足を運んでみられてはいかがでしょうか？
優しい気持ちになれますよ☆
６月６日（木）14:00からは、先生の講演会もあります。
お元気そうな先生にお会いできてとても嬉しかったです
「先生100歳までがんばってください！」
と言いながら握手したその手は、とても柔らかかったです。
優しい気持ちになれた母校訪問のひとときでした
