キャンプでの暖取りどうしてますか?
1人ならともかく小さな子供連れでは下手すると命に関わります。
寒ければ楽しむどころか凍死
下手なことをすれば一酸化炭素中毒
緊張感を持つに越したことないです。
我が家は去年まで幕内では石油ストーブ(Coセンサー併用はマスト)と
ポータブルバッテリー400wh×2と電気毛布×2
で凌ぎました。
グランドオフトンダブル1600が下限-15度とあるので頼りたい気持ちはありますが
夜中に目を覚ますと(寒くて)子供がシュラフから抜け出していたりして肝を冷やす
こともしばしば。
石油ストーブとCoセンサー×2とベンチレーション開けても安心しきることも難しいし
薪ストーブはテント外排気するが薪を投入し続ける必要があって寝れない。
そこで安全に暖を取る方法がないかと考え始めた。
まず考えたのは電気を使うこと。電気なら安全だ。
ただ室を温める程の熱量を生むにはポータブルでは現実的でないことに気付く。
因みに400wh相当のポータブルバッテリーで45w程度の電気毛布を弱設定で
2晩20時間くらいしか保たせられない。
ドライヤーですら単純に30倍くらい電気使うので400wh×30=12000wh
最大クラスのポータブルバッテリー1500whを10個持って行くとか
必要になってしまう。
やはり燃焼系に頼る必要がある。
家庭の暖房にFF式(強制吸排気 簡単に言うと排気ガスは外に排出)ファンヒーターがあるので小型のFFファンヒーターを運用しようかと考えた。
しかし家庭の常設用なので煙突が必要などテントに不向きな設備を整える
必要がある。
その過程で見つけたのがFFヒーター
これはキャンピングカーとかでエンジンを停止しても車の燃料を使って単独で
燃焼させ車内を暖めることができるヒーター。
ただ有名どころのベバスト製は高いしキャンプで使うには燃料タンクや
電源の問題があり導入は難しいかに思えた。
しかしありました。Amazonでこんなやつ
アップグレード版8000W FFヒーター5KW一体式エアヒーター¥19,388
これなら価格も安いしタンクも付いて電源供給すれば使えそう。
早速開梱してチェック
中華製にありがちなホースがちゃんと差さっているか、配線配管などダメージを
負いそうな部分になっていないかを確認し配線の保護やホースバンドを追加する。
配管を結ぶ左が燃焼の為の給気と右が排気のようなので給気にフィルター
で適当に横から出すとする(給気は排気ガスを吸わない位置ならどこでも良いと思う)
排気に配管を施してテント外に出せるようにする。
しかし早速試運転するも点火しない。
原因が電力の供給不足。要求電力量が15Aに対し手持ちのポータブルバッテリーの
12Vでの出力が10Aしか出ないので電力不足のよう。
そこで100Vを12V15A 180Wに変換できるコンバーターを用意。
改めて試運転。がやたらカチカチうるさい。
どうやら燃料ポンプがリレー式でカチカチうるさい上に燃料タンクの窪みに
嵌ってるだけなので余計に響く。
ポリタンクに強めにスマホをコンコンしてるくらいうるさい。
こんな音ではとても夜中の静寂のキャンプ場で使うわけにはいかない。
が暖かいのは間違いない。
そこでポンプを本体の別の位置にウレタンを巻いて納めてみる。
最初よりだいぶ静かになったがスペースの都合でウレタンの厚みも少なく
今度は振動が本体を伝うのでまだ防音対策が足りていない。
この程度だと本体ごと大きい毛布で3重に包んでもテントの横を歩けば
『何の音?』となるだろう。
結局割り切ってポンプを本体外に配置しウレタンで包んだ箱に入れることに。
これなら防音対策を追加もできる。
ポンプの次にうるさいゴーという排気音も低減させるた為にマフラーも作る。
こちらはバイク用のインナーサイレンサーを50φのSUSパイプに仕込む。
排気パイプは約25φ。
ホームセンターで入手できるハンガーパイプを切って遮熱テープと断熱材で巻く。
特にテントから出すスカート部分を焼きたくないので断熱は必要。
結果こうなった。
給気と排気を横に引いて張り付けたアルミ板に穴を空けて配管を取り出す。
黒い筒みたいなのは付属品にウレタン仕込んでフィルターにしたもの。
手前にある黒いのがコンバーター。
この中にポンプを入れてるが、正直このままではまだコンコンと完全に
防音し切れていない。
しかしかなり小さくなったしウレタンの素材を変えたり箱のサイズを変えれば
改善して行くだろう。
暫定で仕込んだウレタンは黄色が柔らかく振動を伝えにくくし、
黒い硬めのウレタンで音を止めれればとしてみた。
他にもラバーマウントや防振ボルトを使うもこの箱に入れる仕様が一番静かだった。
こちらはマフラー。
手間はかかったがインナーテントに温風を吹き込むことができて暖かい。
石油ストーブはインナーテント内には置けないし点けたまま寝るのも怖い。
よってメリットはあると思う。
またテント外に排気するのでテント内の結露が軽減されてる。
燃費も1時間で100ccくらいの様なので5ℓで2泊か可能と思われる。
因みに本品の使用燃料は軽油ですが自分は灯油を使っています(自己責任で )。
今のところ60時間以上運転してるが問題なし。
強いて言えば排気パイプの断熱材に耐熱のワンタッチチューブを使っていて
グラスウールに変えた方が良いかもしれないくらい。
電源が必要なので石油ストーブのように単体使用できないが
テント内の空気を汚さないで暖が取れるFFヒーター如何でしょうか?







