本日、我が相棒がその仕事に幕を下ろしました。

 

厳密に言えば2週間後にあと1日出社しますが・・・

 

私が、今の部署に移動になってから半年後

その前の部署で一時一緒に仕事した関係で

スカウトした彼でしたが、かけがえのない存在でした。

 

私が今の部署で今の仕事を始めた際にいた同僚は

上司含めて4人その4人の中で今まで唯一残っていた彼ですが

ついに退社することとなりました。

 

残す1日は、私一人では大変だろうと出勤してくれるそうです。

と、いうのも彼がこなしていた仕事ができるのは、200名弱いる

社員の中で私だけ・・・逆にいうと私の手の回らないところを

サポートできるのは彼だけなのです。

 

まさに、半身を奪われた気分です。

 

今までは、彼が出社しているからこの仕事入れてもいいや。

と、なっていたのがこれからしばらくは入れられない。

さらにいうと、今年に入って上司である課長、メンテのエース

そして、設備管理の主力の彼と一気に3人の退社。

 

ちなみに、私は逃げ遅れました・・・

私の方が先に退社を切り出しましたが社長自ら次の就職先に

私を引き抜かないよう頼み込みに行くと言い出したため先方への迷惑を考え

折れてしまったのが間違えでした。

 

つまり、最後の砦でもあった相棒を失い

徒手空拳で今後の仕事に立ち向かうようなものです。

彼は自分の頭で考えて仕事をすることができる人で

私が見たところ弊社でも稀有なくらい優秀です。

その彼でも、今のレベルに達するのに5年以上かかっています。

そして、私の次に会社に必要な資格を持っておりその職務についています。

 

その彼の退社に伴い、一番若い部下に先月絶対に必要な資格を取らせたところです。

 

本音としては残って欲しかったのですが、子供も手を離れ

エース級の連続退社、なにより私が退社を切り出した際に心が折れたそうです。

つまり、私のせいか!!!

 

いつ何時、私が辞めてしまうかもしれないという恐怖に耐えられなかったそうです。

まぁ、私が辞めた場合今の私の仕事を引き継げる唯一人ですからね。

おまけに、彼が苦手とする法的手続きや契約関係なども引き継がなければならないので

恐怖したそうです。

 

と、まぁそんなわけで会社で唯一頼れる相棒が去っていきます。

本当に今までありがとうと何度も告げておきました。

 

喪失感でいっぱいですが、残った部下を彼と同等以上に育てる仕事が残ってます。

ありがとうの思いとおつかれさまと共にバカヤローと叫んで終わりたいと思います。