史上初のオンライン早稲田祭、

ファインダーの先に見えた新たな世界とは

 

 

〈はじめに〉
みなさんこんにちは!そして初めまして!

 

私はこのたび5期副幹事長に就任いたしました、

ネモトと申します。

普段はソプラノサックスとアルトサックスを吹いていますルンルン

今回は去る2020年11月8日に開催された早稲田大学の学園祭

「早稲田祭2020 -今、新たに-」

でのゆるすいの演奏について、

当日のカメラマンカメラを務めていた私がみなさんにお伝えいたします。

 

様々な事情により、ありとあらゆる演奏機会が奪われてきた苦節数ヵ月を経て、ようやくこのようにして演奏のレポートをすることができるということを大変嬉しく思っています。


前例のない特殊な状況下で開催された早稲田祭で、ゆるすいは果たしてどのような演奏をしたのか?早速見ていきましょう!!


〈その前に・・・今年の早稲田祭の開催形態について〉
今年の早稲田祭2020 -今、新たに-は、

過去に例を見ないオンライン開催となりました。

 

YouTube Liveとホームページをプラットフォームとして、

様々な団体が事前収録したコンテンツを配信したり、

大学の施設を使用したパフォーマンスを生中継で配信したりと

いった形態を取って行う、“初めて尽くし”の学園祭でした。

 

この状況下で早稲田文化の灯を絶やさず未来に繋ぐために運営スタッフさんたちが手を尽くしてくださったが故に実現した、

まさに「奇跡の学園祭」であったと言えるでしょう。

では改めて、初のオンライン開催となった早稲田祭でのゆるすいの演奏企画についてのレポートをはじめます!


〈大隈講堂企画レポート〉
①事前収録コンテンツの配信
今回の早稲田祭でゆるすいが割り当てられたのは、

「8日の14時30分からの大隈講堂からのライブ配信枠」。

 

まず はじめに、講堂からの演奏のライブ配信に先だって、

事前に収録したサークルの紹介動画とオンライン合奏をYouTube Liveで放映しました音符


全員で集まることができない状況下で、

それぞれに録画録音した演奏を編集で合成して、

それを配信して・・・私もオンライン合奏に参加させていただいていたのですが、孤独にカラオケボックスに篭って録画録音した自分のサックスソロが、配信されている映像ではゆるすいの皆さんの伴奏に支えられていて、それを見て、

 

聴いてなんだか泣きそうになりました・・・キョロキョロ

 

そっか、俺は独りじゃなかったんだ、仲間がいたんだなぁって・・・

しみじみしていたらいつの間にか配信の時間が終わって、

 

遂に

アンサンブル演奏のライブ配信の時間が

やってまいりました!!!

 


 

司会初挑戦の新総務のアナウンスで、ついに本番の幕が上がりますキョロキョロ!!
 



②フルートアンサンブル
アンサンブル1組目はフルート二重奏。

 

私自身久々に楽器の生演奏を聴いたのですが、

冒頭から私の大好きな『風笛』に泣かされました。

 

原曲は宮本文昭先生のオーボエソロが印象的ですが、フルートが奏でる『風笛』はより爽やかに聴こえて、原曲とはまた違った魅力がありました。

やっぱり生演奏は良いですね~


実は大隈講堂は昨年冬に改修工事を終えたばかりキラキラで、

建材が一部入れ替わっているそうです。

 

私が昨年4月の学部入学式に出席した時よりも音響が良くなっているように感じました!!

 

非常に指向性が強いため生っぽい響きになってしまいがちなフルートの音色が綺麗にまとまって聴こえる、良いホールになっていましたね。これは意外な発見でした。
 
続いて2組目もフルート二重奏。

こちらは先輩後輩仲良しコンビによるスタジオジブリ作品メドレーでした。

 

ふたりとも、コスプレがめちゃくちゃかわいいですね・・・!!


これまで何度も一緒に演奏してきたふたりの最後のアンサンブル。

 

この演奏に懸ける思いが伝わってきて、撮影中に何度もカメラのファインダーを覗くのをやめて聴き入ってしまいました。

もっとふたりのアンサンブルを聴いていたかったな・・・照れ


③金管アンサンブル


こちらの金管アンサンブルは、(ほぼ)全員が4年生。

 

大学生活最後の早稲田祭での演奏に選んだ曲は

ガーシュウィンの『ラプソディー・イン・ブルー』

 

冒頭からトランペットのソロ(「のだめカンタービレ」でのだめが鍵盤ハーモニカで吹いていた、あの有名なクラリネットソロ)が炸裂します!
 
撮影しながら、思わず「ヤバい、カッコいい雷

つぶやいている自分がいました。

 

その後も圧巻の演奏を披露した金管アンサンブル。4年生はさすがですねキラキラ

④混成アンサンブル
 お次は打って変わって1, 2年生によるフレッシュな混成アンサンブルのスタジオジブリ名曲メドレーです。

 

このアンサンブルは、メンバーの好きな曲を選んで自分たちで編曲した楽譜を使っていたからか、

曲に対する思いメラメラがビシバシと伝わってくるアツい演奏でした!

 


リーダーの彼はこのたび幹事長に就任しました。

一緒に頑張っていこうぜ炎!!(by副幹事長)


⑤バンドスタイル・アンサンブル『老人の遊戯』


アンサンブル演奏のトリを飾るのは、フルート・クラリネット・トロンボーンにキーボード・エレキベース・ドラムを加えた異色のバンドスタイル・アンサンブル『老人の遊戯』です。

 

グループ名の由来は

「メンバーのほとんどが4年生だから」

だそうです。チョキニヤリ

 

(ちなみに昨年の早稲田祭すなわちメンバーが3年生だった時にもこのグループ名を使っていらっしゃったので、おそらく学年が大きな意味を持っているわけではないと思うのですが・・・)。


いかにもゆるっとしたグループ名とは裏腹に、繰り出す演奏は超・前衛的!幅広いジャンルの楽曲を混ぜたり繋げたりした、

司会者曰く「や・み・な・べ(闇鍋)」的なメドレーキレッキレ雷

のグルーヴ感で奏でる5人のどこが老人なのでしょうか・・・?

 

若々しいエネルギッシュな演奏に、僕を含むその場にいた全員が圧倒されました。

「るろうに剣心」か「鬼滅の刃」の新作にでも出てきそうな大正ロマンを感じさせる衣裳がみなさん絶妙に似合っていて、目で見て楽しい耳で聴いて楽しいアンサンブルでした!

 

演奏を終えた後のみなさんの笑顔が放つまぶしさはまさに若さの象徴!どこが老人やねん!!


〈本番後:エモエモタイム〉
すべてのアンサンブル演奏が終了し、ライブ配信が終わった後はみんなで記念撮影タイム!


 
ご覧ください、この眩いばかりの笑顔を・・・!!爆  笑

 

みんなに会えない、大好きな音楽ができないストレスを溜め続けた数カ月間があったからこそ実感できる仲間の大切さ、音楽の楽しさ、そういったものが溢れ出していました。

この笑顔は“一生もの”ですね。

記念撮影後には、この日に引退する幹事長と会計の二人に、

前幹事長と新幹事長からサプライズの花束が!キラキラ

 

例年は早稲田祭の後の打ち上げで行う代替わり。

 

今年は代替わりイベントもできないなぁと諦めかけていたところだったので、こういう機会を用意することができたのは本当にありがたいことです。



いつも気取らず飾らず自然体な幹事長。

最後も彼らしく、和やかな引退挨拶をしてくださいました。

 

大変な状況下で幹事長としてこのサークルを守り抜いてくださった4期幹部のみなさんには感謝してもしきれません。

 

お疲れ様でした!!爆  笑

 

 

そして今回の早稲田祭企画いちばんの功労者である

早稲田祭担当者(通称わせたん)のみんなにも感謝の品が贈られました!キラキラ

 

 

“例年通り”が一切通用しない状況下で、

運営スタッフの方々との窓口となり、参加者のとりまとめから著作権や肖像権の問題の解決、リハーサルや本番の動きを説明する資料の作成など・・・

 

数えきれないほどの仕事を彼らがこなしてくれたおかげで、この日の本番を迎えることができたわけです。

 

この場に立ち会えなかった他のメンバーも含め、わせたんの皆さんに心からの感謝の意を表します。

 

 

 



記念撮影、ちょっとした幹部交代セレモニーと、

わせたんありがとうの会を経て、お片付けあしあと

 

私は中学生の頃から本番を終えたあとの

 

吹奏楽部員の達成感と充実感に満ち溢れた笑顔が大好き照れ

 

なのですが、この日のゆるすいのみんなの笑顔は格別ですね・・・!

 

早稲田祭ができて、本当によかった・・・!

 



 
そんなこんなしている間に、大隈講堂の退館時刻が来てしまいました。

 

感慨深いな~と思いながら外に出てふと振り返ると、すっかり暗くなった闇夜に映える大隈講堂の姿。

 

やっぱり早稲田といえば大隈講堂。

 

この状況下で、大隈講堂で演奏することができたということは、

ゆるすいにとって非常に価値のあることだったのだと思います。

繰り返し述べているように、私がカメラのファインダー越しに見たゆるすいのみんなの姿には、

こういう状況だからこそ生まれる感動

というものが確かなものとして存在していました。

 

 

大隈講堂で演奏に参加した雷ゆるすい会員も、

YouTube Liveで画面越しに視聴していたキョロキョロゆるすい会員も、

この感動を共有することができていたのではないでしょうか。


音楽には、人と人とをつなぐ力があります。

 

 

私が扱うカメラカメラや今回の配信で用いたインターネット、

ネット配信を受信するPCPCやスマホスマホなどの端末、

そういった人と人とをつなぐメディア・テクノロジーと音楽のシナジーが生む“つながり”は、この分断が進む世の中においても揺るぎないものだと、私は思いました。

音楽に限らず、メディアやテクノロジーを通じて人との“つながり”を実感すること

 

これがもっと広がれば、私たちの住む世界はより良いものになっていくのではないでしょうかキョロキョロ


ゆるすいも、こうやって音楽を通した大学生の“つながり”のプラットフォームとなることによって、少しでも明るい社会の実現に貢献することができていたら良いなぁと思います!


ゆるすいの次の演奏機会は、年が明けて

2021年2月13日に練馬区文化センターで

開催される第3回定期演奏会です!

 

今度は配信ではなく、実際のコンサート会場で、

みなさんと“つながり”が持てる機会となっております。

 

諸々の対策を徹底した上で開催いたしますので、是非とも会場に足をお運びください!!

 



以上、副幹事長兼ゆるすい専属カメラマンのネモトの早稲田祭レポートでした。

お読みくださったみなさん、ありがとうございました!

 

次は練馬のホールでお会いしましょう!!

 

  ----------------------------------------------------

早稲田吹奏楽同好会(緩)公式ホームページはこちら!

 

 

ゆるすい公式twitter、そして、ゆるすい公式Instagram 
のフォローもお願いしますルンルン