サラセニア・プルプレア | 基本的には見た目が変な植物が好きです。

基本的には見た目が変な植物が好きです。

食虫植物、エアープランツ、多肉植物などの栽培記録みたいなものですね。

暇なので、本日三回目の投稿です。



食虫植物の『サラセニア・プルプレア』です。

カナダから北米フロリダまでの広範囲に分布するサラセニアで、高さ20cmほどにしかならない低性種です。

コップのようなずんぐりとした捕虫葉が特徴で、その中に水を貯めて虫を捕らえるというウツボカズラ的スタンスのサラセニアですね。

プルプレアには大きく分けて二つのタイプがあり、カナダからニュージャージー州に分布する原亜種のプルプレアとニュージャージー州からフロリダ州のメキシコ湾岸に分布する南方亜種ベノサに大別されます。

北方系の原亜種プルプレアは全体的に細身で葉に艶があるのに対し、亜種ベノサは全体的に丸みが強い上にフードが大きく、葉が微毛に覆われているという特徴があります。

亜種ベノサの方が捕虫葉のデザインが派手で見栄えがよく、性質強健で育てやすいですね。

以前は原亜種のプルプレアの方が多く出回っていたのですが北方系のため夏に暑がり育てにくく、現在は見た目が派手で育てやすい亜種ベノサの方が一般的なようですね。

この株は原亜種のプルプレアで、亜種ベノサはこれよりももっと丸くてデカイです。

ですが個人的にはどういうわけかこちらの原亜種のほうが好みで、ベノサの方は一株も持っていません。

形的にはベノサの方が明らかに上だと思うのですが、やはり何でしょう、艶感?
と言うかベノサの葉を覆う微毛が好きになれないんだと思います。。
まぁこんなのはただの好みなのでどーでもいいんですけどね。


基本的には放任栽培なので、雑草がすごいことになってます。



寄りです。



ちょうどハエが捕まって溺れ死んでますね。



栽培は容易ですがやはり夏場の暑さが苦手で、芽が腐ったり成長が止まったりすることがたまにありますね。