「疲れました、でも満足です」

 

先日ちょっとした事件がありました

当該者に迷惑をかけることになるので詳細は省きます

事件の当事者はボクではなく深いお付き合いしていた人です

 

その人の潔白を証明する手段として

役所から証明書の発行が絶対に必要になりました

当の本人は事情があって窓口には行けず

ボクがその役割を請け負うことになりました

 

その日は金曜日、時間は夕方5時

当然お役所も終わりの時間になっていました

 

そんな時に息を切らしながら飛び込み

用件を話し証明書の発行をお願いしました

窓口で担当されたのは若い男性

「事情はわかりました、ただ・・・少々お待ちください」と奥にいた明らかに上司とわかる人に説明していました

そうしたらその上司の方、別のデスクにあった法律のぶ厚い冊子を手にしてページをめくって何か調べ始めた様子

その周りには担当者の男性とその同僚が周囲を囲むようにして上司の姿を見つめています

 

もちろんボクはずっと離れた場所でその推移をながめていました

 

ボクに依頼した人はすぐにでも書類を手にしたい

しかしその証明書を第三者に発行するには資格などの要件などが必要なのは、法律のど素人のボクでも容易に想像できました

 

何分時間が経ったでしょう

こんな時待つ身は辛い

時間が実際より長く感じます

 

「神さまお願いします」

心の中で手を合わせているボクでした

 

しばらくして

担当してくれた男性に窓口に呼ばれました

「またこんな事件に巻き込まれることはないと思いますが、万一こういうことが起きましたら当事者からきちんとした委任状を受け取ってください。ただことの性質上今回はこれがないと大変なことになるので・・・」

そうです、厳密に法的に照らし合わせたらグレーだったようです

しかし、検討してくださった皆さんの深い思いやりで、当方の願いが通じました

何度も何度もお礼をして戻りました

またそれを手にすることができた当事者は涙を流さんばかりに喜んでくれました

 

なんかまたいい経験ができました

「人間っていいな」