私は、今年の3月17日に
板橋Cityマラソンを走りました。
そのことについて
Yさんとのやりとりが
特徴的だったので
ご紹介させていただきます。
先日、
久しぶりにYさんにお会いしました。
Yさんは私に、
「板橋のマラソンはどうでした?」と
訊いてきました。
以前にお会いしたときに
私が今度そのマラソンを走ることが
話題となって、
それを憶えていてくれたようです。
Yさんも私も
そんなに急いでないので
結果だけではなく
その過程も話せるかな?と思って
話してみました。
まず、
あの日はとても暑かったので
「あのマラソンは暑くて大変でしたよ」
と答えてみました。
そしたらYさんは
「そうなんですよね、あそこは暑いんですよ」
と私の話を聞いていない感じになりました。
え?
”そうだったんですね”じゃないんだ...と
違和感を感じました。
Yさんは続けて
「あそこはずっと河川敷だから
景色もつまらないんですよね」と
私ではなく隣のHさんに
”いかに板橋マラソンがつまらないか”
みたいな話をし始めました。
私が走ったマラソンが
誰にとってもつまらない大会のような
話し方なのが、気になりました。
「あのマラソンは板橋から
江戸川区の方まで走るんですよ」
「行って折り返して戻ってくるだけの
単調なコースなんですよ」
「あのマラソンは風が強くて
砂ぼこりがひどいんですよ」
「砂ぼこりがひどいと
あのマラソンは中止になるんですよ。」
お~い、板橋Cityマラソンを
私が走ったことについて
訊きたいのではなかったの~?
話そうとする私のことは
気にも留めずにYさんは
話し続けます。
どうやら、
Yさんが私に質問したのは
自分が話したいことの話題を
見つけるためだったようです。
板橋Cityマラソンを走ってないYさんが
今年のそれがどんな状況だったのかを
さも知っているかのように話すので、
とても奇妙に見えました。
そこで、
「今年も強い風はありましたけど、
砂ぼこりはひどくなかったですよ」と
実体験を話してみました。
するとYさんからは
「そういうこともあるんですよね」
と返ってきました。
私にそれだけ言うと
またHさんにYさんが話したい話を
し続けます。
「話す人」の立場を
私に譲ってくれる気は
なさそうです...
ここまでの時間は
3分間くらいだったと思います。
Yさんは以前から
他者の話を聞かずに
自分の話ばかりをする人とは
感じていました。
他者の話を聞くときは、
自分の話を続ける過程で
必要と思うときだけです。
「話し手」の立場を譲ることは
まずありません。
つまり、
自分が「場の支配者」でない状況には
身を置きたくない人なんだと
よくわかりました。
やっぱりYさんは
あるぺるがー風な人なんだろうな、
と感じてましたが、
やっぱりそうなんだろうと思います。
今回は心構えが不十分だったので、
私の思い出のひとつを
話のネタに利用された感じで、
あ~あって感じです。
次からは
「配慮する」の心構えを持って
臨みます。