広島撮影旅2024の3日目、

最終日の後編です。

 

今回で最終回です。

 

まず、

広島市郷土資料館の続きからです。

 

今日もよろしければ、

平和学習をご一緒しましょう。

 

この写真は、

広島市民の推移をグラフ化したものです。

 

1945年に突然減っているのは

アメリカ軍が広島に原爆を落としたからです。

 


昔の「食」に使う道具が置いてありました。

 

郷土資料館って普通は

戦争の展示よりも

こういう展示が多いですよね。

 

原爆がいかに大きな影響だったかを

感じます。

 

ちなみに写真の道具は、左上から時計回りに、

「豆腐かご(竹製)」

「飯かご(風通しがよく腐りにくい)」

「花見弁当箱」

「保温・保冷ジャー」

「パン焼き鍋」

「焙烙(ほうろく:豆やお茶を煎る)」

「行平鍋」

 

今は電気を使う道具が

当たり前になっていますが、

昔は電気を使わない道具ばかりだったんですね。

 

ちなみに「行平鍋」とは

ゆきひらなべ、と読み、

平安時代の歌人、

在原行平(ありはらゆきひら)さんが

海水をこれで煮て塩をとったことに

ちなんで名づけられたそうです。

 

実際には、厚手・小型の土鍋であり、

おかゆをとろとろ炊くのに使われたそうです。

 

取っ手を持ち、注ぎ口から

おかゆを「できたよ」とか言って

お椀に注いだのかもしれませんね。

 

昔の道具も置いてありました。

 

左上から時計回りに、

「生け簀(いけす:釣った魚を一時保管)」

「薬研(やげん:薬草などをすりつぶす)」

「鳥に水をあげる器具」

「ハエ取り瓶」

「矢立(やたて:携帯用の墨の筆記具)」

「しびん(陶器製の尿瓶です)」

「にんじん(酒を囲炉裏で温める)」

「砧(きぬた:布や藁を叩く)」

 

気になったのが「ハエ取り瓶」です。

 

下が空いた瓶で、

中に水を張れるようになってます。

 

瓶の下に砂糖や飯粒を置くと

ハエが寄ってきます。

 

飛び立つときにハエが瓶の中に飛込み、

出られなくなってしまって

最終的には張った水に落ちて死ぬ、

というものです。

 

電気も使わずに、

ハエが取れるだなんて

便利だな~と思いました。

 

昔の照明器具も置いてありました。

 

今では電池の懐中電灯が

当たり前ですが、

当時は主に火を使ったのですね。

 

他にもいろいろと

古い道具が展示されていました。

(写真まがっててスミマセン...)

 

古い道具を見ていると

わくわくしてきます。

 

一通り見終えて、出ました。

外は強い雨でした。

(これも曲がってました。スミマセン...)

 

建物の裏手はこんな感じです。

 

奥は中庭のようになっています。

 

晴れていれば、

ここでお弁当を食べるのも

気持ちよさそうです。

 

東京に帰る列車まで時間があるので、

再び平和記念公園に戻ることにしました。

 

戻りがてらに

旧日本銀行広島支店を撮影しました。

 

ここも被爆建物として

保存されています。

 

中は、上の階は資料の展示がされていて、

1階はいろんな企画展が催されてます。

 

原爆死没者追悼平和祈念館では、

被爆証言を視聴することができます。

 

今回は昨日と今日、あわせて3つ

視聴させていただきました。

 

いつも不思議と聞き入ってしまいます。

 

入館料はかからないので、

ちょっとだけの利用もしやすいです。

(ありがたいです)

 

最終日はあいにくの雨でしたが、

普段ならただの雨でも

ここにいると「恵のひとつ」と

感じられます。

 

また来年も

来ようと思います。

 

書いていると次第に創造的になり

あれも関係ある、これも関係ある、と

たくさん書いてしまって、

思わぬ長編となりました。

 

ここまでご一緒くださり、

ありがとうございます。

 

書かせていただけたことにも

感謝します。

ありがとうございます。

 

 

 

 

ここまでご一緒くださった方に

質問なのですが、

撮影した写真をポストカードに

したものがあるのですが、

ご興味ある方っていらっしゃいますか?

 

もしいらっしゃれば、

プレゼントさせていただくのも

いいかなって思ってます。

 

持っていてくださったり、

どなたかに送っていただければ、

触れた方々の

平和を感じるきっかけにならないかな?

と思いました。

 

メッセージやコメントで

お知らせいただけたら嬉しいです。

 

↓ポストカードはこんな感じです。

 

 

 

 

お読みいただき、

ありがとうございます。

 

プロコーチ10年目、常楽でした。