今日は、
勇気を使いやすくするために、
について書きました。

「勇気がない」と思ったり
言いたくなったりする状況は
なにかと悪く感じがちですが、
実際にはそんなことはなくて
ちゃんと利益もあるとわかる、
役立つ内容です。

目次
・勇気とはいつでも使えるもの
・勇気を使わない利益
・勇気使いやすくする準備


■勇気とはいつでも使えるもの

勇気とは、
困難に立ち向かう心の活力です。

困難に出会ったときに
勇気を使うと
その困難に立ち向かいます。

反対に
勇気を使わないと
その困難に立ち向かわないで
先送りや活動休止などをします。

その勇気について、
「勇気がない」とか
「勇気が出ない」とかを
思ったり言いたくなったり
する状況があります。

これは、
自分の中に勇気がない、とか、
勇気が出てこない、とかではなく、
勇気を使わない方が
今の自分には都合が良い状況

です。

なぜなら、
勇気とは、誰もが、
いつでもどこでも使えるものです。

また、
いつでもどこでも
使わないと選ぶことも
できるものです。

■勇気を使わない利益

「勇気がない」などと言いたいときは
勇気を使わないことで得られる利益
あると見込んでいるときです。

たいていは、
その利益を見ずに、
勇気を使わない自分が
悪く見られないかどうか

を見てしまいます。

なぜなら、
勇気を使わないことは、
困難に立ち向かわないことですから、
困難に立ち向かわないことが
他者に悪く見られてしまうと
自分の生存可能性が低まるのだと
本能的に察知するからです。

そこで、
「本当は困難に立ち向かいたいけど、
〇〇だから今はできないんだよ」
などと”もっともな理由”を
説明する活動をすると
神経症的な行為となり、
そこから混乱が始まることが
よくあります。

そんな神経症的な行為をするよりも、
勇気を使わないで得られる利益とは
何かを具体的に知る方が
楽しく生きることに役立ちます。

もっとも多い利益が
「やったらどうなるかわからない」
という不安や心配をせずに
済むことでしょう


■勇気使いやすくする準備

困難とは、
その克服する活動において
やったらどうなるかわからない
があることです。

逆になければ
それは困難になり得ません。

そしてその困難は
意外と簡単に克服できます。

それは2つあります。

ひとつは、
その困難は
何の目的へ向かう途上にある困難なのかを
具体的に知ることです


そもそもその目的が
本当に必要でないものであれば
その困難に立ち向かうこと自体が
不要になることもあります。


そして、もう一つは、
今の自分に負える責任の範囲で
着手することです


高すぎる理想を掲げると
最初の一歩のハードルが高すぎて、
それこそ
「やったらどうなるかわかない」
となって、踏み出せなくなります。

それは例えば、
「他者によく見られたい」
などの自分では操作不能なことを
望んでいる場合などです。

自分が他者によく見られるかどうかは
その他者が決めることであり、
自分では決められないことです。

そういう他者次第の目標は
目標としてふさわしくありません。

目標としてふさわしいのは
自分次第で決められることです



こうして丁寧に準備することで
勇気を使うことが
とても簡単になります。






お読みいただき、
ありがとうございます。

プロコーチ10年目、常楽でした。