しあわせに
なろうとしては
いけません。

なぜなら、
しあわせは
感じるものだからです。

感じる、とは?

それは2つあります。

ひとつは、
自分が予想した状況より
目の前の現実が
優れている場合です。

実際にやってみたら
事前に「こんなもんかな」と
予想していた状況より
「良かった」と感じると
その感覚が”しあわせ”です。

そしてもうひとつは、
今の状況の何かに
「感謝」をしたときです。

「ありがたいなあ」と
感じたら、
それが”しあわせ”です。



これがわかっていると、
”しあわせ”を感じるための活動を
今からすることができます。

そのひとつは、
自分の未来を予想するときに
欲張らないことです。

”理想”は”理想”として
持っていることは
大切です。

それがなければ
これから自分は
どこへ向かうのかが
わからなくなってしまうからです。

そして、その”理想”が
高ければ高いほど
目先の未来予想は
「それほどでもないこと」
となります。

「それほどでもないこと」が
実現しても、普通なことなので
飛び上がって喜ぶことはありません。

しかし、
活動を続けていると
予想を超えた成果に
出会うこともあります。

そのときは、
普通のことと感じようとしても
どうしても感じることができず、
どうしても「良かった」と
感じてしまうような状況に
なります。

このとき感じている感覚が
”しあわせ”です。

また、活動の中で出会う
普通の成果は、感謝をすることで
”しあわせ”を感じられます。

普通の成果を得ることができて
「ありがたいなあ」
という感じです。

この感覚も”しあわせ”です。



”理想”を持つときに
注意することがあります。

その”理想”とは
自分の満足を第一とするもの
とせずに、
社会貢献を第一とするもの
とすることです。

社会とは
国や地域と思いがちですが、
つまりは対人関係です。

「自分と相手」という
2人の関係も社会だし、
家族も社会だし、
友人関係も社会だし、
仕事関係も社会だし、
趣味の集まりも社会です。

そうです、
社会貢献とは
他者の役に立つことを
することです。

”理想”が
自分の満足第一のものなら
映画で言えば
自分は悪役になってしまいます。

悪役はいつだって
自分さえ満足できれば
他者はどうなっても
かまわない、と描かれます。

だから「悪さ」をするのです。

「悪さ」をする人は
迷惑なので、嫌がられます。

そんな他者に
嫌がられるようなことを
”理想”としていたら、
どんどん孤立してしまいます。

孤立すると
社会的に死んでいる状況に
なります。

命はあっても
自分に「そこに居ていいよ」と
言ってくれる人が
いなくなってしまうのです。

そんな状況では
しあわせを感じようとしても
できません。

せいぜい
「お、これ食べたら意外とおいしい」
みたいなしあわせだけになります。

一方で、
社会貢献を”理想”とすると
他者の役に立つことを
することになります。

役に立つことをされた人は
それをした自分を
歓迎してくれます。

その人に
「あなたはそこに居ていいよ」と
心の底から思ってもらえます。

そう思ってもらえることは
ものすごい”生きる力”になります。

だから”理想”は
社会貢献を第一と
するものにする方が良いのです。

ただし、
それを支える自分が
破綻せず活動を続けられる状況を
整え続けることは
その”理想”を持つ責任のひとつです。

自分のケアも適切に
しながら、
”理想”に向かう中で
社会貢献へと
欲張らず、
現状に感謝をしながら
今日を進んでゆくのです。





お読みいただき、
ありがとうございます。

プロコーチ10年目、常楽でした。
























ACE COACHING's Service here