自分は自分のしあわせを
得る機会に遭遇したときに
備えることができます。

それは、
その機会を想定したり、
過去の痛い経験で
何を準備するとよいのかを
学ぶこと
で、できます。

自称ベストセラー作家の人が
あるとき家族で
外食に出かけたときに
その当時に最も会いたい人が
たまたま同じレストランにいて
幸運なことに少し会話もできたのですが、
「家族で外食だから」と
名刺を持っていなかったため
連絡先を交換することができずに
ビジネスチャンスを逃したと
思ったそうです。

それ以来、あらゆるところに
名刺を入れている、と
話しているのを聞いたことがあります。
(当時はSNSがありませんでした)

財布にはもちろん
持ってるすべてのカバンにも
車のダッシュボードにも
手帳にも、考えられるところに
すべて名刺を入れて
これからの好機に備えている、と
言っていました。

またある小説家は
幼い頃にプロ野球を観戦に行き
試合が終わって帰るときに
目の前にあこがれのスター選手が
たまたま居て、話すことができました。

サインをお願いすると
快く引き受けてくれたのですが
自分もその選手もペンを持っておらず
サインをもらい損ねたそう。

それ以来、その人は
出かけるときは必ずペンを持ち
忘れないように持ち歩くものには
なるべくペンを入れて置いたそう。

そのおかげかどうかは
わかりませんが、
ペンに触れる機会が多く、
やがて小説家になったそうです。

その出来事での
悲しみが強ければ強いほど
そこにしあわせに準備するとは
どんなことなのかも
良く見えてきます。

そして、
何をしたいのか、も
そうですが、
何が嫌なのか、も
しあわせに役に立ちますね。




お読みいただき、
ありがとうございます。

プロコーチ9年目、常楽でした。