■根本的改善か対処を繰り返すか
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20211125/08/yurushino/94/f1/j/o0640042715036780226.jpg?caw=800)
勇気を使うと
根本からの改善に
なります。
反対に
勇気を使わないと
対処療法になります。
例えば
スピーチで緊張してしまうとき。
その”緊張”を取り除こうとすると
対処療法になります。
緊張=悪、として
それを消そうとすることに
勇気は使っていません。
”緊張”はそれ自身に
目的があって出てきているので
それを取り除こうとするのは
お湯で身体を洗って清潔になりたいけど
濡れないようにするのは
どうしたら良いのだろうと
考えてるようなものです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20211126/08/yurushino/bd/38/j/o0640042615037245793.jpg?caw=800)
人前で緊張するのがイヤなのは
その緊張を見た人が
優越感を搾取することに
簡単に利用できるからです。
人前に立つ人は緊張してるけど
それを見ている自分は緊張していない。
その緊張してる/してないの差が
そのまま上下関係として
上である自分の方が優位であると見て
優越感を感じるわけです。
さらに人前に立つ人が
何か間違って恥ずかしい思いをすれば
その後もその間違いを持ち出して
自分は間違ってないけど
あの人は間違ったと
そこにも上下関係をあてはめて
自分が上であの人が下だから
自分が優位だと何度でも
優越感を得ることに使えます。
そんな優越感を得るネタに
され続けるのは、イヤです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20211122/18/yurushino/43/00/j/o0640042715035475906.jpg?caw=800)
しかし人前に立って
スピーチすると決めたのは自分。
約束をしたからやるものだと
思っている社会的な自分と
優越感のネタにされたらイヤだなと
思っている本能的な自分とが
押し合うことになります。
すると
「イヤだけどやるべき」となり
それが緊張を高めます。
優越感のネタにされるかもしれないし
されないかもしれない。
それはやってみないと
わかりません。
滝つぼに飛び込むと
意外と平気かもしれませんし
逆に怪我してしまうかもしれません。
事後に
「やってよかった」と思うのか
「やらなきゃよかった」と思うのかは
事前にはわかりません。
「やってよかった」の結末は歓迎だけど
「やらなきゃよかった」の結末は
絶対に回避したい。
そんな綱引き状態となり
結果、緊張することで
注意力を高めて
危険があればすぐに対処できるように
備えているわけです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20211124/09/yurushino/81/56/j/o0640042615036299882.jpg?caw=800)
つまり
”緊張”は自分で自分を
守ろうとするはたらきなので
「あって良いもの」です。
その緊張に
勇気を使えば「真剣」になります。
それはその場の最大の困難である
「他者にどう見られるかを手放す」に
立ち向かっている、ということです。
逆にその緊張に
勇気を使わないと
「深刻」になります。
それは
「他者にどう見られるかを手放す」に
立ち向かっていない、ということです。
「他者のどう見られるかを手放す」を
実行できれば、残るのは
「今の自分の目的」です。
逆に言えば
「今の自分の目的」が
明確にわかっていれば
「他者にどう見られるかを手放す」を
実行しやすくなります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20211112/15/yurushino/bd/b0/j/o0640041415030294135.jpg?caw=800)
勇気を使うとは
「今の自分の目的」を明確にして
今の自分のできる最善を尽くす覚悟を
すること、とも言えます。
勇気を使えたなら
自分が他者の優越感のネタに
されるかどうかよりも、
そのスピーチをすることで
自分のしたいこと=目的を
達することができるかどうかに
自分の関心は、向きます。
そちらの方が
自分の生存可能性を高まると
自然と本能が感じるからです。
これはスピーチでなくても
他の自分のすることについても
同じことが言えます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20211106/09/yurushino/3a/c9/j/o0640042715027097041.jpg?caw=800)
お読みいただき、
ありがとうございます。
プロコーチ9年目、常楽でした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20211125/08/yurushino/94/f1/j/o0640042715036780226.jpg?caw=800)
勇気を使うと
根本からの改善に
なります。
反対に
勇気を使わないと
対処療法になります。
例えば
スピーチで緊張してしまうとき。
その”緊張”を取り除こうとすると
対処療法になります。
緊張=悪、として
それを消そうとすることに
勇気は使っていません。
”緊張”はそれ自身に
目的があって出てきているので
それを取り除こうとするのは
お湯で身体を洗って清潔になりたいけど
濡れないようにするのは
どうしたら良いのだろうと
考えてるようなものです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20211126/08/yurushino/bd/38/j/o0640042615037245793.jpg?caw=800)
人前で緊張するのがイヤなのは
その緊張を見た人が
優越感を搾取することに
簡単に利用できるからです。
人前に立つ人は緊張してるけど
それを見ている自分は緊張していない。
その緊張してる/してないの差が
そのまま上下関係として
上である自分の方が優位であると見て
優越感を感じるわけです。
さらに人前に立つ人が
何か間違って恥ずかしい思いをすれば
その後もその間違いを持ち出して
自分は間違ってないけど
あの人は間違ったと
そこにも上下関係をあてはめて
自分が上であの人が下だから
自分が優位だと何度でも
優越感を得ることに使えます。
そんな優越感を得るネタに
され続けるのは、イヤです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20211122/18/yurushino/43/00/j/o0640042715035475906.jpg?caw=800)
しかし人前に立って
スピーチすると決めたのは自分。
約束をしたからやるものだと
思っている社会的な自分と
優越感のネタにされたらイヤだなと
思っている本能的な自分とが
押し合うことになります。
すると
「イヤだけどやるべき」となり
それが緊張を高めます。
優越感のネタにされるかもしれないし
されないかもしれない。
それはやってみないと
わかりません。
滝つぼに飛び込むと
意外と平気かもしれませんし
逆に怪我してしまうかもしれません。
事後に
「やってよかった」と思うのか
「やらなきゃよかった」と思うのかは
事前にはわかりません。
「やってよかった」の結末は歓迎だけど
「やらなきゃよかった」の結末は
絶対に回避したい。
そんな綱引き状態となり
結果、緊張することで
注意力を高めて
危険があればすぐに対処できるように
備えているわけです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20211124/09/yurushino/81/56/j/o0640042615036299882.jpg?caw=800)
つまり
”緊張”は自分で自分を
守ろうとするはたらきなので
「あって良いもの」です。
その緊張に
勇気を使えば「真剣」になります。
それはその場の最大の困難である
「他者にどう見られるかを手放す」に
立ち向かっている、ということです。
逆にその緊張に
勇気を使わないと
「深刻」になります。
それは
「他者にどう見られるかを手放す」に
立ち向かっていない、ということです。
「他者のどう見られるかを手放す」を
実行できれば、残るのは
「今の自分の目的」です。
逆に言えば
「今の自分の目的」が
明確にわかっていれば
「他者にどう見られるかを手放す」を
実行しやすくなります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20211112/15/yurushino/bd/b0/j/o0640041415030294135.jpg?caw=800)
勇気を使うとは
「今の自分の目的」を明確にして
今の自分のできる最善を尽くす覚悟を
すること、とも言えます。
勇気を使えたなら
自分が他者の優越感のネタに
されるかどうかよりも、
そのスピーチをすることで
自分のしたいこと=目的を
達することができるかどうかに
自分の関心は、向きます。
そちらの方が
自分の生存可能性を高まると
自然と本能が感じるからです。
これはスピーチでなくても
他の自分のすることについても
同じことが言えます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20211106/09/yurushino/3a/c9/j/o0640042715027097041.jpg?caw=800)
お読みいただき、
ありがとうございます。
プロコーチ9年目、常楽でした。