おはようございます、
プロコーチ7年目の常楽です。

緊急かつ重要なことは
今、やらざるを得ない状況にあるので
すぐに着手して進めていくと思います。

では緊急ではないが重要なことは
着手すると相応の手間がかかって大変そう
だから、つい後回しにしてしまう...
こんな経験、誰もがあると思います。


常に頭の片隅に置かれており
「いつかやりたい」と思いながらも
なかなか着手できない。
さらに、着手できない自分を責めてしまったり。


緊急ではないが重要なこと、は
「やらねばならないこと」ではなく
「やりたいこと」なので
コーチング的にとても良いものです。

でも、先送りし続けることは
使わない荷物を抱えて歩き続けるように
他へ使えるエネルギーを消費し続けて
結果として全体のパフォーマンスを
下げてしまうかもしれません。

なので「とっととやる」が大事になります。

「やりたい!」と思ったときが
最も鮮度が高い状態です。

「いつかできたらいいな」と大切に保管し続けると
鮮度が落ちていきます。

鮮度が落ちると、いろいろ起きますよね...


緊急ではないが重要なこと
「それが生まれたときに予定に組み込む」ことで
確実に進められます。

でもこれを進めると
現在の自分の安全圏からはみ出る可能性があり
内なる自分は、進めさせまいとしてきます。
自分を守ろうとしているのですね。

なのでその予定に組み込むときに
「最も小さな一歩」にしてあげてから
組み込むことが大切です。


英語を勉強したい!と思いついたら
いきなり予定に「毎日1時間勉強」と入れたら
継続して実現させるには、相応の精神力が必要ですよね。

機械や車でも「慣らし運転」があるように
自分にも「慣らし運転期間」を設定してあげましょう。

最も小さな一歩は?と考えて
例えば

一日一回英語に触れる
しまってあった教材を出してみる
英語の記事をネット翻訳に入れて読んでみる
英語で書かれた記事を印刷する
問題集を探してみる
問題集を買う
問題集を一日一問解く

などなど、いろいろと出てくると思います。

書き出して、簡単な順に並べ替えて
その順番で、ひとつずつ試してみたり。

そうして慣らし運転をしていくと
自分の中で「英語を勉強する回路」が育ってきます。

その回路が十分育つまでは
慣らし運転期間ですよね。

その回路が育ってしまうと
「日々、英語を勉強するのが自然」になりますよね。

最初はゆっくりだけど
回路ができてきたら徐々に
やる量も質も変わっていくでしょう。


緊急ではないが重要なこと、は
その本丸に、いきなりとりかからずに
回路を育てることを中心に進めていくことが
大切ですね。


お読みいただきありがとうございます。
今日も、常に楽しく。

常楽でした。