TOKYO VICE 1と2見終わる。
いやあ、評判通り面白かった。特に物語が進むごとにスピード感とスリルが高まる構成にはまる。
いやゆる、ヤクザ、ギャングもの。暴力系ストーリー。
ゴッドファーザーとか北野武ものが好きな自分にはピッタリだった。
武の映画は、人間と暴力の離れられない関係を詩的に描かれているが、TOKYO VICEは、
よりそのストーリー性に目がいく。
初めのうちは、このドラマの背景を知らずに見始めたので、
なぜこんなに英語が飛び交うのか不思議だったけど、馴染むとより物語の普遍性を感じてよかった。
多分3までいけたと思うけど、2で打ち切りになったのは残念。
最後の方はもっと引っ張れたかな。
ヤクザのトップの有能さ。当然に一般社会でものしあがれただろう。
スタートが善だったか、悪だったかの違いに過ぎない。
悪を追求した果てのハッピーはあるのだろうか。
ゴッドファーザー見ても、武の映画を見ても、これを見ても、
それは分らない、というか、ない。
されど、それを追い求めるところの切なさが魅力なのだろうか。
それを考えさせられるラストの登場人物それぞれの進む道。
胆力のある人々。