阪急京都線の特急系統で7/21(日)から運用開始される座席指定サービス「PRiVACE」に関し、報道試乗会が昨日(7/8)実施された模様を報じる記事が、「乗り物ニュース」に掲載されていることを、鉄友君が連絡してくれました。

 

こちらが、「乗り物ニュース」に掲載された当該記事のリンクです。

 「ここ本当に電車か…?」くらい快適!? 阪急初の有料座席「PRiVACE」試乗 終点で“斬新な動き”も | 乗りものニュース (trafficnews.jp)

 

一般乗客向け試乗会は、事前応募による抽選(受付終了)ながら、7/12~7/13に実施が予定されています。これに先立ち、「PRiVACE」の座席体験イベントが、6/16~6/23に大阪梅田駅の広場で開催され、座席体験イベント会の参加者には試乗会の応募に際して当選確率が上がるとのおまけもあったとのこと。また、京都河原町駅に直結するビルの広場でも6/28~6/30と7/5~7/7に実施され、両会場とも非常に多数の来場者があり、前評判も上々だったようです。鉄友君が梅田のイベント会場に赴き、試乗会に私と2人分を応募してくれたのですが、40倍もの高倍率で残念ながら落選しました。

 

阪急・新2300系 (ウイキペディア「阪急2300系電車(2代)から転載)

 

7/21(日)からの運用開始に伴い、今日(7/9)の午後から「PRiVACE」の座席予約(乗車14日前から受付)が阪急電車のHPで開始され、21時頃に見てみたところ、7/21は朝方の一部列車に1席程度の空きがあるものの殆どが満席になっていました。予約時の支払方法には複数あるようですが、一部決済で通常処理できない不具合が発生し、当該決済が一時的に停止されているようです。ソフトウエアが介在するシステムの泣き所ですね。

 

私も現役時代には、メーカー勤務のシステム技術者としてソフトウエアに内在するバグに散々苦労をしました。投入前に十分に検証を済ませた筈なのですが、使用開始後に不具合が発生するトラブルに見舞われ、顧客にご迷惑をお掛けしたことを思い出します。複数要因が絡み合うバグは、事前検証で100%拭い去ることの難しさを思い知らされた次第です。

 

 

7月になって投稿が滞りがちですが、急な暑さに体が付いてゆけず、皆様の投稿を拝見するのが精一杯な状況です。間もなく命日を迎える両親のお墓詣りに、京都まで阪急電車で行きたいのですが、当日朝の身体の調子を看てからの外出なので、早目の座席予約が出来ないことが何とも無念です。

 

「PRiVACE」が連結される新2300系はまだ製品化されていませんので、同様に連結されることになる9300系を選んでみました。