KATOから5月21日に「夜行鈍行「山陰」9両セット」(品番10-1879)と単品のスユニ50(品番5141)が発売されました。「山陰」号とは昭和50年3月から昭和60年3月まで山陰本線(京都~出雲市間)で運行されていた夜行普通列車で、B寝台車を連結しており寝台指定席券をマルス発券する都合から「山陰」の愛称(列車名)が付けられていました。スハ43系旧型客車(末期は12系客車)で編成され、下り方に荷物車/郵便荷物合造車(オハ60系/61系)の2両とB寝台車(オハネフ12)が連結されていました。昭和55年以降は、郵便荷物合造車がオハ50系に変更されています。

 

KATOから発売された「山陰」9両セットもこれを再現したもので、マニ60+スユニ61+オハネフ12+43系客車6両で構成されています。昭和55年以降はスユニ61がスユニ50に変更されたことから、併せてスユニ50も単品製品として発売されています。詳細は下記HPをご覧ください。

 KATO鉄道模型ホームページ | 製品詳細 | 夜行鈍行「山陰」/ スユニ50 (katomodels.com)

 

私は、この「山陰」セットは購入していません。手持ちのKATO製の旧型客車を搔き集めることで、KATO製の「山陰」セットと同様な編成を組成することができるからです。

手持ち客車で組成したDD51牽引の夜行列車「山陰」編成です。客車9両は迫力があります。

 

左側から、牽引機のDD51,①マニ60(マニ60),②スユニ61(スユニ61),③オハネ12(オハネフ12)です。( )内はKATO製 「山陰」セットの車種を示しています。

 

上記に続く普通車は、左から④スハフ42(スハフ42),⑤スハ43(スハ43),⑥スハ43(オハ46),⑦オハ35(オハ46),⑧オハ47(スハ43),⑨スハフ42(オハフ45)です。

 

 

走行中の夜行列車「山陰」です。昭和50年代の懐かしい姿を再現することができました。