1月26日に発売された鉄道コレクションの神戸電鉄2000系・3両セットが、予約していた通販店から届きました。同じ外観をした神戸電鉄5000系・4両セットも同時に発売されています。実車での相違点は、2000系が抵抗制御車,5000系はVVVF制御車ということの他、2000系は3両編成(3本)と4両編成(2本)の2種類があり、5000系は4両編成(10本)のみで神戸電鉄では最大両数になっています。模型でもその違いが再現されており、VVVF制御車の5000系に心惹かれましたが、遠くからでも一目で判別できる3両編成ということで2000系を選択しました。

 

届いた製品を見てみます。

神戸電鉄2000系(2001編成)3両セットAのパッケージです。3編成ある内のトップナンバーである2001編成の車番が、印刷済みになっています。

 

パッケージ裏面は、実車の紹介、列車無線アンテナの取付方法、シールの貼付位置等が記載されています。

 

開封した状態で、上からモ2001,サ2201,モ2002の順番に収容されています。

 

添付品は、2000系/5000系の共通シール,動力化台車枠と列車無線アンテナです。更に福袋プレゼントの応募用紙も入っていました。シールには、種別として「普通」「準急」「急行」「特快速」、行先は新開地三田ウッディタウン粟生が、それぞれ正面用・側面用の物が印刷されています。

 

左側から、三田・粟生方の先頭車モ2001,新開地・ウッディタウン方先頭車モ2002です。普通・三田の表示もクッキリ、2両で異なるのは車番だけの様です。なお、形式上はモ・サの付く呼称ですが、車両には数字しか表示されていませんので、以降の説明ではモ・サの表示を省略します。

 

左側から、2001・2201・2002の連結面側です。先頭車と中間車で異なるのは、パンタ配管とステップの有無のみです。

 

上側が2001,下側が2002です。先頭車の屋根上は差がありません。

 

上側が2001(製品通番2047),下側が2002(製品通番2049)です。先頭車の床下機器も左右側面で配置が入れ替わっているだけで、同一機器が並んでいます。

 

中間車の2201(製品通番2048)です。屋根上にはクーラーと、左端にヒューズ箱があるだけです。ヒューズ箱がある方を2001と連結します。床下の写真撮影を忘れましたが、先頭車とは異なる機器が配置されており、後述の車両の個別写真で見ることが出来ます。

 

各車を個別に見てみます。

神戸新開地駅を出発する時に先頭車両となる2001です。上側が進行方向の左側面、下側が進行方向の右側面になります(以下同様)。

 

2両目の中間車2201です。

 

最後尾の3両目になる2002です。

 

 

入線整備のN化作業を行います。

動力ユニットは18m級A(TM-06R),走行用パーツはグレー(TT-04R)です。パンタグラフは、TOMIXの下枠交差形 PT4811N(0258)が推奨されていますが、私は好みでKATO製の阪急用パンタグラフPT4806-B-M(11-405)に統一しており、今回も同様です。

 

車両セットに添付された動力化台車枠(KW68)を使用します。良く見ると、モールドでKW68/LとKW68/Rの個別表示がされていますので、動力ユニットへの装着時に注意が必要です。

 

2001を動力車にします。床板を外して左右台車のモールド形状を確認しながら、動力化台車枠を動力ユニットに装着しました(L表示のパーツが向かって左側、R表示パーツが向かって右側ということ)。この時点では未装着ですが、両端にスペーサーMを装着しました。

 

外した床板から、スカートとダミーカプラーを取り外して、2001の運転台側のスペーサーに移し替えます。

 

車両セットに添付された列車無線アンテナを両先頭車の運転台屋根に取り付けます。ボディの内側から見ると、アンテナの取付位置に下穴があります。説明書にはφ1.0の穴を開けるように記載されていますが、アンテナを差した際にグラツキ気味になるので、私はボディ内側からφ0.6→φ0.8と慎重に穴を開けてから、ボディ外側から先端が極細のヤスリでアンテナがピタリと嵌る程度に広げるようにしています。

 

2001の動力化と、列車無線アンテナ・KATO製パンタの装着が終わり完成しました。

 

2002(手前)と2201(中間)には、走行パーツの金属車輪とウエイトを装着しました。また各車の連結面側には、KATOカプラー密連形A・グレー(11-704)を動力ユニット・走行パーツに付属するカプラー枠を使用して装着しました。なお、カプラースペーサーは使用していません。

 

入線整備を終えた神戸電鉄2001編成です。

 

神戸電鉄の2001+2201+2002の3両編成がデビューしました。

 

寝蔵は、KATOの車両ケースに、CASCOの19m級対応12両ウレタン(YP-049)を入れた物です。神戸地区の仲間である北神急行7000系と神戸電鉄1150系・復刻塗装編成と共に収まりました。

 

2000系/5000系とも製品名に〇〇セットAとサブ記号が付いており気になるところです。2000系の4両編成は製品化の可能性が低いと思いますが、5000系にはラッピング編成が存在しますので、サブ記号BとしてHAPPY TRAIN等の製品化も期待できそうです。

 

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