新年、明けましておめでとうございます。本年も緩行線ブログをよろしくお願いいたします。

 

私が出掛ける際の頼りは能勢電車です。郊外にも関わらず日中も10分ヘッドで運転されており、発車時刻を気にすることもなく駅に向かうことが出来ますが、最近の変化を纏めてみました。

 

妙見線には、かつては日中に川西能勢口直通の4両編成が運行されており、山下駅の4号線ホームに入線する姿を終日見ることが出来ました。(撮影:2018年4月 山下駅)

 

その当時の妙見線は、川西能勢口行と山下折り返しの交互運転で、折り返し編成は山下駅の3号線ホームに発着しており、川西能勢口へは左側の2号線ホームで接続する日生線からの4両編成に乗り換えることができます。(撮影:2017年4月 山下駅)


沿線住民の高齢化やコロナ禍による影響で妙見線の利用者が減少したことに伴い、2022年12月から、妙見線ではほぼ終日に渡って5100系2両編成の2本(5124Fと5142F)による山下~妙見口間の区間運転に変更され、山下駅での発着は早朝/深夜の一部を除き終日3号線ホームのみの発着になりました。一方、妙見線に比べて利用者が多い日生線には4両編成の川西能勢口直通が終日10分ヘッドで運転されるようになり、日生線利用者には利便性が向上しています。

 

妙見線の区間折り返し専用となった2両編成ですが、この2本は復刻カラーを纏い阪急マルーンの4両編成とは一線を描く存在でした。(撮影:2023年7月14日 光風台駅)

 

ところが2両編成の2本も検査の合理化により、2023年7月の全検入場時から塗装が阪急マルーンに変更されることになりました。(撮影:2023年8月1日 阪急京都線での試運転風景 高槻駅)

 

 

2両編成は2本しかなく、片方が日帰り検査で阪急宝塚線の平井車庫に行く日には、4両編成がピンチヒッターに立ち、両端駅での折り返し時分に余裕がないことから、ワンマン運転ながら後部運転台にも運転士が乗務する姿が見られるようになりました。(撮影:2023年7月1日 山下駅)

 

また、2両編成の片方が全検入場等で長期間離脱する際には、流石に2人乗務の4両編成での長期運用は負担が大きいようで、4両編成の5100系から中間車2両を抜いた暫定2両編成(5149+5148)が登場しました。(撮影:2023年7月17日 ときわ台~妙見口)

 

 

ここで、私の能勢電車の登場です。全て鉄道コレクションです。

左箱は1000系×2本と1500系、右箱は1500系・5100系・7200系の各4両編成です。他に610系もあるのですが何処に仕舞い込んだのか?

 

車番シールを貼り忘れていますが、5100系です。

 

運転台付の2両を抜き出せば、妙見線の5100系・暫定2両編成も再現できます。

 

と書いたところで、大きな揺れが続きました。能登半島で震度7の強い地震が発生したとのこと。被災された地域の方々にお見舞い申し上げますと共に、日本海沿岸には津波警報も出ており、該当地域の方々のご安全をお祈りします。