京都丹後鉄道に譲渡された4両のキハ85は、部品取り用の2両(キハ85-6+キハ85-7)は西舞鶴運転所構内に留置されたままの様ですが、運用予定の2両(キハ85-3+キハ85-12)が7月初めに西舞鶴運転所から福知山運転所に回送されて同所構内で留置されています。マニアの方が投稿された最近の写真では、キハ85-12が仮台車を履いた状態となっており、福知山運転所で車両検査が実施されている模様です。一方、KTR8500形として車両の自社改装や運行予定に関する同社発表は途絶えて久しく、どのようになるのか判らない状況が続いていました。

移籍後に西舞鶴運転所構内に留置されていた4両のキハ85 (撮影2023年4月4日) 再掲

 

 

同社ホームページに掲載の「お知らせ」には、10月31日付けで『丹鉄85記念まつり』を11月26日に開催!と発表されていました。

 『丹鉄85記念まつり』を11月26日に開催! | 京都丹後鉄道(丹鉄/TANTETSU) (willer.co.jp)

イベント情報に詳細が記載されています。

 『丹鉄85記念まつり』開催! | 京都丹後鉄道(丹鉄/TANTETSU) (willer.co.jp)

 

『丹鉄85記念まつり』は、KTR8500形(導入)とタンゴエクスプローラ(引退済み)の合同イベントとして、西舞鶴運転所と西駅交流センター(西舞鶴駅舎の3階ホール)で11月26日(日)に開催されます(入場無料)。

西舞鶴運転所での開催:KTR8500形の車両見学及びタンゴ・エクスプローラーの撮影会・・・事前申込要で11月1日の正午から受付開始し、直後に定員に達し締め切り済み。

西駅交流センターでの開催:VRによるタンゴエクスプローラー車内の見学、丹鉄グッズ・沿線地域の特産品の販売、駅長体験、似顔絵など。

 

KTR8500形の車両見学と銘打ってありますので、福知山運転所で検査・整備を終えたKTR8501+KTR8502が車内公開・展示されるものと思われます。同時に運行開始時期に関しても発表されるのではないでしょうか。

 

西舞鶴運転所にはタンゴエクスプローラー(第2編成)も留置 (撮影2023年4月4日)

タンゴエクスプローラー(KTR001形)の第1編成は同所で既に解体されており、残る第2編成も今回実施の撮影会が最後の姿となるのかも知れません。

 

今回のイベントで車内見学に使用されるのは、まさかの部品取り車(KTR8503+KTR8504)だったなんてことはないでしょうが、模型のキハ85を動力車化(→こちら)してKTR8500形にすべく準備しており、同日イベントに参加された方が発信される最新情報を参考に、最終仕上げを行いたいと思います。

 

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