2022年12月に再生産と突然発表されて驚いたTOMIXの「相模鉄道12000系 基本・増結セット」(品番98357・98358)ですが、2023年1月13日に発売されました。

 

2019年11月30日に相鉄とJR東日本の直通運転が開始され、相鉄12000系/JR・E233系7000番台で相互乗り入れの運用に供されています。これを受けて、TOMIXでは、相鉄12000系を2020年5月に新発売、2021年6月には再生産しています。更に今月に再度の再生産品が発売された背景には、同車両の人気に加え、2023年3月18日に予定される相鉄/東急の直通運転開始の話題性もあってことだと思われます。

 

一方、私は関西在住ながら、相鉄/JRの直通運転開始直後に現地に赴き、相鉄12000系の魅力に憑りつかれてしまいました。

JR連絡線からの相鉄12000系 (2020.1.11 羽沢横浜国大前~西谷)

 

TOMIX製品として新発売/再生産された際には入手に至らず、残念な思いを抱いていましたが、今回の再生産に際しては、既に3回も投稿していますように、動きを注視していて漸く入手することが出来ました。いつも利用している量販店の通販サイトは、何故か「2021年6月発売・完売しました」と未だに更新されておらず、仕方がないので今回は他通販店で手配しました。

 

前置きが長くなりましたが、基本セットと増結セットを入手しました。

基本セット(左:98357)と増結セット(右:98358)で、HG製品ではなく通常製品です。

 

基本セットは4両入りで、上から海老名方の先頭車⑩12000形,⑤12500形(WP付・M),④12400形,①12100形の横浜方先頭車です。右端に添付品、ビニール袋には説明書(増結セットの説明を含む),インレタ、注意書き(黄色)が入っています。

 

増結セットは6両入りで、上から⑨12900形(P付),⑧12800形,⑦12700形,⑥12600形,③12300形(P付),②12200形です。右端に添付品、ビニール袋には、注意書き(黄色)だけが入っています。

 

基本セットの4両で、左側から⑩12000形,⑤12500形(WP付・M),④12400形,①12100形です。

 

増結セットの6両で、左側から⑨12900形(P付),⑧12800形,⑦12700形,⑥12600形,③12300形(P付),②12200形です。

 

基本セットの添付品で、左側小袋に前面表示パーツ,WiMAX用アンテナ(白色),避雷器が、右側小袋に列車無線アンテナ,避雷器がそれぞれ入っています。先頭車の屋根上にはこれらのパーツの取付用穴が既に開けてあります。

 

付属セットの添付品で、小袋に避雷器が入っています。避雷器はパンタグラフの下枠にある四角穴に挿し込みます。

 

各車両の詳細等は他の方が既に投稿されていますので、特徴と概要のみ記述します。

「YOKOHAMA NAVYBLUE」と呼ばれる濃紺色一色の塗装で、金属色下地にツヤありのクリアブルーを重ね塗りしたような独特の色合いです。撮影時には、静電気により埃がまとわりついてしまいました。

 

能面の「獅子口」をモチーフにした強面の前面が最大の特徴です。前面には、密自連形ダミーカプラーが装着されています。

 

各車の連結面には、貫通路に透明ガラスドアが再現されています。また、HG仕様ではないので、連結面はすべて台車マウントのアーノルドカプラーになっています。床板には、TNカプラー用のタブが設けてあるので、BMTNカプラー化も可能です。

 

インレタには、①車体番号(第1・4・5編成の3編成分),②号車番号札(10~1),③編成両数表示,④弱冷房表示,⑤車体番号の前面用(黒地に白文字と白文字のみ)が、収容されています。

 

今日は取り敢えず開封して中身を確認しただけです。入線整備は追ってすることにします。

 

 

 

 

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