113系グリーン車として他系列から改造された車両を加工していますが、ボディの継ぎ目に溶きパテを埋め表面を平滑に仕上げ、塗装準備のためにボディ表面に残ったクリーム色を除去しているところで、非情な事態が発生してしまいました。
クリーム色の除去を済ませたサロ110-357(左)とサロ110-306(右)で、事故はサロ110-306で発生しました。
これは、サロ110-357(サロ481がベース)のクリーム色除去前の姿です。ボディに残ったクリーム色をスピーディに除去するため、プラシンナーを含ませたティシュペーパーでゴシゴシ擦ることにしました。
クリーム色の除去が無事に済みました。継ぎ目処理も大丈夫そうです。
こちらがサロ110-306(サロ183がベース)のクリーム色除去前の姿です。悲劇はこのボディで発生!
こちら側の側面では、何事もなくクリーム色の除去を終えています。
反対側の側面でご覧のような事態が発生しました。シンナープールに長時間浸けた時に発生する素材劣化によるひび割れと同じ症状が発生。国鉄特急色の赤色剥離時に、プラシンナーには30秒位浸けただけなのですが。
修復困難な割れ方で、素材が非常に脆くなっています。せっかく此処まで来ていながら、作り直すしかない状況のようです。一気に奈落の底に落されてしまいました。さて、どうしたものでしょうか。(泣)
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