DE10はメーカー各社から製品化され、色とりどりのカラーバリエーションが揃っていますが、KATO製のDE10は品番が3桁であった時代に既に製品化されており、アーカイブスにも初代モデル(品番703)が掲載されています。
 
KATOから現在発売されているDE10は耐寒形・暖地形に分かれた品番7011の製品ですが、私が現在所有しているDE10は、この中間に存在した初代モデルの改良製品(品番7003)です。
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当時の製品は、現在で言うところの暖地形に相当します。生産休止期間が長く中古市場ではプレミア価格がつき、2005年当時に入手した際は新品定価の1.5倍位していました。
 
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初代モデルは銀色メッキの車輪で下回りのイメージが移動用機械の様な感じでしたが、この改良製品では輪心も黒色となってリアルな落ち着いた感じになったので、この2両の入線と同時に初代モデルは手放した記憶があります。
 
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この製品はインサートシートがピンク色/緑色で、説明書の添付はなくてインサートシートの内側に簡単な取扱いに関する説明が記載されています。
 
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実機では構内入換以外に短編成の客車列車・貨物列車まで広く活躍する姿が見られ、単機以外にプッシュプルなどの運用もあったようです。製品に添付されたナンバープレートは、DE10-1192,1208,1593,1664の4種類で、1000番台がSG搭載(客車の暖房用)・1500番台がSG非搭載と用途区分がされています。
 
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検査入場の為にJR線上を甲種輸送される西武多摩川線の701系(1993-5 武蔵境駅)を牽引するのもDE10。
 
国鉄時代には短区間ながら寝台特急の牽引にも使用されたこともあり、模型でも連結相手を選ばぬ万能機として活躍してくれる頼もしい奴です。