横浜線は2018年9月23日(日)に開業110周年を迎え、同日は横浜線の東神奈川駅で開業110周年の記念ヘッドマークを掲出した列車の出発セレモニー、小机駅では記念イベントと記念グッズの販売等が開催されるとのことです。
 
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開業110周年の記念ヘッドマークを掲げたE233系6000番台の横浜線H008編成。左側が東神奈川方先頭車、右側が八王子方先頭車で、列番は快速用「4034K」と行先「横浜線 快速 桜木町」が表示されています。
 
記念ヘッドマークを掲出したE233系6000番台の運行は既に8月1日から開始されており、以前の投稿で模型で再現した横浜線の各系車両の姿を投稿(→こちら)していますが、これに登場したKATO製のE233系6000番台 横浜線8両セットの最新製品(品番10-1444)についてご紹介します。
 
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2018年1月に発売されたE233系6000番台 横浜線 8両セット(品番10-1444)
 
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最上段が東神奈川方の先頭車で1号車、中間車2号車~7号車を挟み、最下段が八王子方の先頭車で8号車。
購入者が取り付けるパーツは列車無線アンテナ(グレー)4個と信号炎管2個のみで、交換用の前面表示「横浜線 各駅停車 八王子」2枚と説明書が添付されています。
 
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左側から、1号車(東神奈川方)~8号車(八王子方)で、ダブルパンタの4号車が動力車です。今回の製品は、鎌倉総合車両センター所属のH008編成の現在の姿がモデルで、三菱電機製のクーラーAU726を搭載しているのが特徴とのことです。
 
各車の側面(根岸線区間での海側)を、1号車から順に並べてみます。
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1号車(東神奈川方の先頭車)は、クハE232-6008
 
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2号車は、サハE233-6208
 
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3号車は、モハE232-6008
 
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4号車は、モハE233-6008 ダブルパンタの右側(八王子方)は予備用で通常運行時では下降。
この車両が、安定した走行性能を示すフライホイール付の動力車です。
 
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5号車は、サハE233-6008  グリーンの遮光窓ガラスが再現されており各車とも共通。
 
 
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6号車は、モハE232-6408
 
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7号車は、モハE233-6408  シングルパンタの装備で、予備パンタはなし
 
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8号車(八王子方の先頭車)は、クハE233-6008
 
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各車両の中央には「YOKOHAMA LINE」の線区ロゴが再現されています
 
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両先頭車の連結面側にある優先席に、車椅子マークに加えベビーカーマークが再現されたのが今回製品の特長です。従来製品としては、実車投入時に先頭車側面に表示された駅スタンプのロゴマークを再現した製品(品番10-1224:H001編成)がありました。
 
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奥側が1号車(東神奈川方)、手前が8号車(八王子方)です。同じ向きに並べて屋根上の機器配置を比較すると、1号車にはWiMAX用の無線アンテナ(白色)が枕木方向に2基搭載されていますが、8号車にはアンテナ基台が線路方向に2基分の準備工事された状態を再現してあります。運転台寄りに2基あるのが、列車無線用のアンテナ(グレー)です。
 
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奥側が4号車(ダブルパンタ)、手前が7号車(シングルパンタ)です。 シングルパンタの7号車は予備パンタの搭載計画がないようで、準備工事すらされていません。
 
関西在住のため、横浜線の記念イベントには行けずとても残念ですが、この車両を目一杯走行させて開業110周年の祝賀行事に代えたいと思います。