KATOの165系は、全面リニューアルされて「伊那」・「こまがね」・「アルプス」として発売されましたが、私は旧製品の165系しか持ち合わせていません。旧製品は、リリースされてから30余年に渡って生産されており、各種のバリエーション製品が存在しますので、その触りをお届けします。
165系の最も標準的な編成は、クモハ165+モハ164+クハ165の3両編成です。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190902/20/yururunotoki/29/5b/j/o0640048014570397191.jpg?caw=800)
左側の3両はモハ164が普通屋根の編成、右側の3両はモハ164が低屋根の編成です。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190902/20/yururunotoki/6f/62/j/o0640048014570397203.jpg?caw=800)
左側3両は、先頭車のヘッドライトがシールドビーム仕様、中間車のパンタ搭載部が普通屋根です。左から、クハ165(品番4277),モハ164(M)(品番4055),クモハ165(品番4278)で単品でも販売。右側3両は、先頭車が大型の原形ヘッドライト、中間車のパンタ搭載部が低屋根です。こちらは低屋根増結セット(品番10-333)で、左からクハ165,モハ164-800番台,クモハ165です。現時点でのリニューアル製品では、原形ヘッドライトのみで、シールドビーム仕様の製品はまだ無いようです。
普通車の中間車には、上記のモハ164以外にパンタグラフのないモハ165も製品化されています。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190902/20/yururunotoki/83/d3/j/o0640048014570397221.jpg?caw=800)
モハ165を組み込んだ編成では、両先頭車がクハ165となります。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190902/20/yururunotoki/bf/97/j/o0614021814570397238.jpg?caw=800)
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190902/20/yururunotoki/38/b3/j/o0640048014570397247.jpg?caw=800)
モハ165(品番4276)で、153系のモハ153に相当し、単品で販売されていました。モハ165を組み込んだ編成は珍しく、リニューアル製品では飯田線・急行「伊那」4両セット(品番10-1335)のみに含まれています。
他にサロ165,サハシ165もありますが、153系製品とボディ・床下を共用しており、殆ど変わらないのでここでは省略します。実車に存在したクハ164、モハ164-500番台、サハ165、サハ164は、KATOの旧製品では製品化されませんでした。
この165系旧製品には、屋根板にバリエーションが存在しています。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190902/20/yururunotoki/45/80/j/o0640048014570397261.jpg?caw=800)
クモハ165の屋根板違い(連結面側デッキ上のベンチレーターの有無)
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190902/20/yururunotoki/a7/23/j/o0640048014570397279.jpg?caw=800)
クハ165の屋根板違い(両側デッキ上のベンチレーターの有無)
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190902/20/yururunotoki/f3/df/j/o0640048014570397290.jpg?caw=800)
モハ164-0番台の屋根板違い(ベンチレーターの配列が1列と2列、両側デッキ上のベンチレーターの有無、避雷器の位置)
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190902/20/yururunotoki/b7/fa/j/o0640048014570397309.jpg?caw=800)
モハ164-800番台の屋根板違い(ベンチレーターの配列が1列と2列、両側デッキ上のベンチレーターの有無)
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190902/20/yururunotoki/c4/09/j/o0640048014570397331.jpg?caw=800)
モハ165の屋根板違い(両側デッキ上のベンチレーターの有無)
床下機器・台車の色は通常製品では黒色ですが、JR東海仕様6両セット(品番10-451)では灰色(グレー)となっていました。これ以外に、車体の塗装色が異なる製品が多数存在します(→こちら)。リニューアル製品は、現時点では湘南色のみですが、何れ各色のバリエーション製品も登場するものと思われます。
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