KATOから、スーパーレールカーゴ(SRC)が新デザインのコンテナを搭載した新製品として、改めて発売されましたが、同時に搭載コンテナのみもASSYパーツとして発売されましたので、これを購入しました。


 

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SRC搭載のSAGAWAコンテナ(新デザイン)
 
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左側が旧デザイン、右側が今回発売の新デザインのコンテナ。何れもASSYパーツとして販売されていますが、品番の数字(4156)は同じです。よく見ると、新デザインの製品の品番には、途中に「M」の文字が挿入されていました。
 
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側面デザイン以外にも、扉側の端面デザインも片側(上段側)のみ変更されていました。
 
 
私はM250系の編成を所有しておらず、通常のコンテナ貨車に搭載しています。
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両者の側面デザインの差が判り易いように、KATO製のコキ106に新旧デザインのコンテナを搭載しました。(トリックあり!)
 
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本当は、SRCのコンテナ長が31ftサイズですので、中央の爪に乗り上げてしまうのです。では1枚前の写真は、どのようにして撮影したかの種明かしをします。
 
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KATO製のこのコンテナは、両端面がそれぞれ別パーツとなっており、裏面の爪で本体に挿し込んであるだけです。そこで、中央の爪に乗り上げる側の端面を外すことで、爪に乗り上げることなく搭載できたのです。
 
これでは恰好が悪いですね。そこで、クロネココンテナの投稿で少しだけ触れましたが、他社製の31ftコンテナの様に、端面の下部に切れ込み(スリット)を入れることで、端面を外すことなく搭載可能になります。
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中央爪で向かい合う端面にそれぞれスリットの加工をしました。(コンテナ本体側には加工不要です)
スリットは、KATO製コキ106に合わせて幅1mm×高さ1.5mmで、スリットの間隔はセンター振り分けの11.5mmです。糸鋸の刃で切り込みを入れて作りましたが、搭載すると見えなくなる面ですので仕上りが多少雑でも特に問題ありません。(TOMIX製コキでは、スリット間隔が12mm位ありますが、爪の厚みが薄いので上記寸法で搭載可能でした)
 
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搭載時のスリット付近を拡大しました。中央爪の中央の突起を挟んで乗り越えています。
 
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こうして並べると全く別の会社のコンテナの様に見えますので、新旧混在させてもレンタルレイアウトでも指摘を受けることもないでしょう。そもそもM250系用ですが・・・。