5月5日に投稿しました「阪急電鉄 川西能勢口駅周辺の意外なもの」で、能勢電鉄の川西能勢口駅と国鉄福知山線の川西池田駅との間、約600mを結ぶ路線があったと記述しましたが、終点の川西国鉄前を発車した単行電車の当時(今から約35年前)の写真が見つかりました。
 

イメージ 1

川西国鉄前を発車した川西能勢口行51号 (1981年10月3日 川西国鉄前駅)

末期には朝夕だけ旅客輸送をしていたこの区間は、1981年12月20日で廃線となりました。更にその昔には、国鉄福知山線の川西池田駅の貨物施設が至近にあって、その名残りか農業倉庫のような建物がありました。

現在のほぼ同じ位置から撮影した風景をご覧ください。(2017年5月4日撮影)

イメージ 2

道路左側の石垣は今も健在です。先端に見える家屋は当時と同じ形をしています。こうしてみると、線路は現在の道路よりも右手の赤い自動車が駐車している辺りに敷設されていたようです。
 

イメージ 3

もう少し手前から見た現在の風景です。ここからの景色には当時の面影は残っていません。屈曲している道路が線路跡かと思っていましたが、当時の道路跡だったようです。

 

【関連記事】

阪急電鉄 川西能勢口駅周辺の意外なもの