参加した神鉄ハイキングは、今回はフリーハイキングでコースを自由に選択しても良いことになっており、ゴール間近の地点からコースを外れ、神鉄の三田~三田本町間にある武庫川橋梁に向かいます。

橋梁の手前にある広い4車線道路(平成大橋)まで来たとき、橋梁を渡る三田発の神鉄電車が見えてきました。
 

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武庫川に架かる橋梁を渡る神鉄電車 (2016年9月15日 三田~三田本町)
【追記】 3扉でKマークなし、台車形状等の特徴から朝見掛けた1151F(1152)と判明しました。

橋梁に向って左側が三田方、右側が三田本町方になります。武庫川を挟んで、三田駅側にある左岸には自動車道路の踏切が、また三田本町駅側の右岸には自動車通行禁止の撮影向きの踏切があり、安全のため右岸の踏切で撮影することにしました。

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自動車は通行禁止で路幅の狭い武庫川右岸踏切 (三田~三田本町)

 

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朝方は晴れていましたが、到着した正午過ぎには曇り空になってしまいました。ここで1時間ほど撮影しました。デジカメを望遠モードにして撮影開始するも、走行して来る電車のタイミングが掴めず、暫くミスが続きます。

右手の三田本町方から来る三田行は手前の線路になります。

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今朝乗った1501編成が来ました。何故か、連結器が朝からそっぽを向いたままです。

 

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武庫川橋梁を渡る1501編成。この先で左カーブすると終点の三田駅です。

 

暫くすると、この編成が折り返して来ます。

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三田駅で折り返して来たウッディタウン行 1501編成(1500系)

 

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1501編成が、目の前を通り過ぎて三田本町に向かって勾配を下って行きます。

このパターンで、頻繁に電車が通過して行きます。公園都市線列車(ウッディタウン行)と三田線列車(新開地方面行)が交互に来ます。(以降の写真の掲載順序は、到来順序とは必ずしも一致していません)

 

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普通・新開地行 5009編成(5000系、先頭は5010)

 

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橋梁を渡り切った新開地行の5009編成に、対向列車の準急・三田行の3013編成が被りました。3013編成には、「全国登山鉄道%o(パーミル)会」のヘッドマークが付いています。

 

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普通・新開地行の3013編成(3000系、ウルトラマン!)も戻って来ました。

 

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普通・新開地行 5011編成(5000系)
 
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普通・ウッディタウン行の1115編成(1100形)
 
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対向地点が大幅にずれています。
 
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普通・鈴蘭台行の1503編成(1500形・・・2編成のみ、これでコンプリート)
 
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普通・三田行の1501編成(1500形)  1時間程で先程の公園都市線の編成が戻ってきました。

これで武庫川右岸踏切での撮影を終了し、ハイキング・ゴールの三田駅に向かいます。当初の広い道路まで戻り、武庫川に架かる平成大橋を渡り少し進むと、バス停がありました。
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最寄りのバス停留所は平成大橋
 
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バス停から少し歩き平成大橋方向を振り返った風景(先の信号機が平成大橋の手前側、橋を渡って左折が撮影地)
 
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この地点で行先方向を見ると、三田駅に停車中の神鉄3000系が見えています。中央の缶ビールの形をした車両は、キリンビール工場見学の送迎バスです。
 
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三田駅に到着した普通・三田行の1373編成(1300系1370形)  (三田駅脇の踏切)

各車両の床下には抵抗器がズラリと並んでいるのは、急勾配を下る際の抑速ブレーキ(発電ブレーキ)用です。神戸電鉄全線の8割が勾配区間で、最急勾配は50%oとのこと。全国山岳鉄道%o(パーミル)会に所属し、加盟他社(南海電鉄、富士急行、大井川鐡道、叡山電鉄、箱根登山鉄道)と共に8月11日の山の日に共同PRキャンペーンを展開。
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9月からは加盟各社の車両に「%0会ヘッドマーク」を掲出中です。


天気がスッキリしなかったのは残念ですが、おかげで床下もクッキリ写りました。三田駅に無事ゴールイン、三田駅2階のテラスで休憩していると、三田線ホームには最新形の6000系も入線しました。神鉄電車をのんびり堪能した1日となりました。

【参考】
・2016年9月時点で、神鉄三田駅では9時台から16時台までの毎時05分、20分、35分、50分に公園都市線列車が発車し、その3後の08分、23分、38分、53分に三田線列車が等間隔で発車しています。また、三田駅への到着は、三田線列車が先で、その2分後に公園都市線列車となっていました。
・三田駅~三田本町駅~横山駅間は、両線の列車が走行するので、効率よく神鉄車両の撮影が出来ます。
・撮影地の武庫川右岸踏切へは、三田駅から徒歩10分少々、三田本町駅からなら半分位の距離です。三田駅を発車した列車は、およそ1分後に撮影地を通過します。

 

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