1984年(昭和59年)1月末に、大阪駅でEF58が牽引する東海道本線の荷物列車を撮影していました。東海道本線の荷物列車と言えば、荷物車・郵便車を10両位連結した急行荷物列車を思い浮かべますが、私が大阪駅で撮影した荷物列車は、定番のEF58牽引ながら、荷物車が3両だけの短い荷物列車でした。
 

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雪の日、大阪駅10番線に停車中の荷物列車  1984年1月31日

EF58127(宮)+スニ41+ワキ8000+マニ36?(青色)のようです。荷物列車を特集したRM MODEL 2012年10月号(通巻206号)を参照すると、編成の短さと編成車種の特徴から、この列車は「荷1048レ」のようで、大阪発、米原経由の富山行です。米原から、更に荷物車や客車が連結されるとのこと、大阪駅を出発してEF58が牽引する東海道区間だけが、このような短い編成だったそうです。

早速、手持ちの車両で再現してみました。
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本日の出演車です。ズバリの車両が手持ちにありませんので、手持ちのKATO製品から類似車両で代用してみました。

①EF5853(宮): 品番3020-1 大窓・・・EF58127(宮)は小窓
②スニ41-5: 郵便・荷物列車「東海道・山陽」基本セット(品番10-899)・・・運用は2000番台を充当
③スニ40-16: 品番805(3桁時代の製品)・・・本当はワキ8000とのこと
④マニ37-2020: 急行妙高増結セット(品番:10-564)・・・富山所属のマニ36には青色塗装車があったとのこと

 
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米原目指して白銀の世界を行く 「荷1048レ」

大阪駅構内でも積雪が見られましたので、当日は湖東地域では大変な積雪だったと思われます。琵琶湖の積雪区間走行中の雰囲気が、出ているのではないでしょうか。(車両に雪が付着してないのはご愛嬌)