手持ちの旧国について、「スカ色43形・51形の編成」として2回続けて投稿しました。1回目はGMキットを組み立てたもの、2回目は鉄道コレクションをそのまま活用したものです。

各車両に割り振られた車両番号は、鉄道コレクションは実車資料を検証して決定され印刷済みですが、GMキットを自分で組み立てたものは、現車区分に合うように採番したつもりでいました。組み立てた当時(20年位前)は、詳しい資料の手持ちが殆ど無くインターネットも普及していなかったので情報も十分ではありませんでした。今回ブログ記事にしたこともあり、後に入手した書籍やインターネットに投稿されている写真等を活用して再確認してみた結果、採番のやり直しが必要なものもあることが判明しました。

後に入手した書籍として、鉄道ピクトリアル2003年4月号(No.730)の特集記事 「戦前製旧形国電20m3扉車」が参考になりました。

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1.クモハ43015
飯田線に横須賀線から転属したクモハ43は、004,007,009,013,015,022,025の7両とのことで、015を採番していましたので細部は異なりますが一応OKです。変更するならPS13だった007になります。

2.クモハ51062
クモハ41(平妻)をセミクロスシートに改造され51形に編入されたクモハ51は、062,066,067,068,069の5両とのことで、京阪神緩行線時代に実車を見たこともありOKでした。しかし、飯田線に転属してスカ色に塗装されたのは069のみ(062,066,067は福塩線に、068は岡山地区に転出)と判明しましたので、クモハ51069にするのが正解です。

3.クモハ51066
この車両は生粋のクモハ51(半流)です。上記のクモハ51062の項で記述の通り、066はクモハ41(平妻)からの改造車ですから、これは明らかに採番ミスでした。半流は57番までの若番だったようで、飯田線でスカ色、助手席側に窓枠が残るクモハ51023がピタリです。

4.クハ68409
この車両も生粋のクハ68(半流)です。トイレ付の400番台に改造されたのは400,402,404,406,408,410,416の7両で全て偶数車と判明しました。因みに409はクハ55(平妻)からの改造車で全くの別物です。助手席側に窓枠が残る車両はないようですので、窓枠を切り取ればクハ68404が似ています。


今回、車番を見直すことになったきっかけは、他の方のブログで「福塩線色(紺色)のクモハ51066(切妻のクモハ41からの改造車)」を拝見した際に、私が先般アップした半流のクモハ51を同番号で採番していたことに気が付いて、慌てて調べ直した結果が本日投稿した内容になります。

 

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