ACO★ゆるふわ無添加
ゆるく無添加生活を送っているアラフォーOLが、
食品添加物が少ない身近な商品、
安全性の高いコスメなどを紹介します。
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花粉症を抑える効果が期待できると言われている乳酸菌やビフィズス菌
手軽に食べられるヨーグルトでは、どれが効果が高いのでしょうか?
今回は、花粉症を抑制できた実験結果がある乳酸菌やビフィズス菌配合のヨーグルト5つを紹介します
フジッコカスピ海ヨーグルト
フジッコのカスピ海ヨーグルトには、クレモリス菌FC株が配合されています
実証研究では、過度なアレルギー反応を緩和する効果が期待できると判明。
花粉症を発症させるIgE抗体の数値は、クレモリス菌FC株入りのカスピ海ヨーグルトを食べたグループの方が低下しました
参考:フジッコ
クレモリス菌FC株配合のサプリもあり
森永ビヒダスヨーグルトBB536
森永のビヒダスには、ビフィズス菌BB536が配合
花粉症の患者44名を対象とした実験では、スギ花粉が飛散するおよそ1ヶ月前から、ビフィズス菌BB536粉末またはプラセボ粉末(ビフィズス菌BB536が入っていない粉末)を13週間のあいだ摂取。
ビフィズス菌BB536粉末を摂取した人々は、花粉症の症状が緩和
参考:森永乳業
ビフィズス菌BB536配合のサプリもあり
タカナシ乳業 おなかへGG
タカナシ乳業の「おなかへGG」には、LGG乳酸菌が配合
花粉症患者にLGG乳酸菌入りの発酵乳を摂取するグループ、プラセボ(乳酸菌を含まない発酵乳)を摂取するグループに分けて、それぞれを10週間摂取する試験を行いました。
LGG乳酸菌入りの発酵乳を摂取したグループは、花粉症による鼻づまりが改善
参考:タカナシ研究所
LGG乳酸菌が配合の顆粒タイプのサプリもあり
オハヨー ぜいたく生乳ヨーグルト
オハヨー乳業のぜいたく生乳ヨーグルトには、L-55乳酸菌が配合
スギ花粉症の薬を飲んでいる人50人に対し、25人はL-55乳酸菌入りのヨーグルト、残りの25人は含まれていないヨーグルトを3カ月間食べてもらう実験を行いました。
L-55乳酸菌入りのヨーグルトを食べた人々は、10週目以降にくしゃみや目のかゆみが低下
スギ花粉と診断し投薬治療を行っている症例で、被験食群(L-55乳酸菌含有ヨーグルト摂取群)25例(平均年齢44.9歳、男8例、女17例)と、対照食群25例(平均年齢45.8歳、男8例、女17例、そのうち女1例脱落)である。
方法は、2008年1月24日から3カ月間、試験食を飲用してもらい、期間中を通してアレルギー日誌を記載していただき、摂取前、6週間後、12週間後には採血し、血清総IgE定量、スギ特異的IgE抗体定量、ECP値、TARC値等の測定・分析を行った。
1.被験食群では、摂取開始10週目以後に、症状スコア(くしゃみ発作、目の掻痒感)が対照食群に比較して有意に低下していた。
2.被験食群では、摂取開始12週間後には、血中TARC値が対照食群に比較して有意に低下していた。
出典:J-STAGE
アサヒ飲料 守る働く乳酸菌(ドリンク)
こちらはヨーグルトではなく、ドリンクタイプの乳酸菌飲料。
L-92乳酸菌が配合されています
花粉症患者80名が、L-92乳酸菌の菌末を配合したタブレット、またはL-92乳酸菌を配合していないプラセボのタブレットを8週間摂取する実験を行いました。
L-92乳酸菌のタブレットを摂取した人たちの花粉症による自覚症状、目のかゆみや鼻のかゆみが改善
出典:カルピス株式会社
L-92乳酸菌配合のサプリもあり
ヨーグルトでの花粉症対策は継続が大事
乳酸菌やビフィズス菌に花粉症の抑制効果があるかを調べる実験では、最低でも1カ月の摂取期間がありました。
最低2週間、できれば2ヶ月以上は毎日ヨーグルトを摂り続けて、自分に合っているか確かめる必要があります
気になる乳酸菌やビフィズス菌があった方は、ぜひ試してみてください