この日の体調はだいぶ落ち着いていて、一息つける感じに。
相変わらずのだるさは残っているが熱が37度台程度で安定してくれているのは大きい。
抗がん剤が始まって以来食事はゼリー飲料のみだったが、この日は初めて妻にプリンをねだる。笑
プリンを食べたのはいったいいつぶりだろうか……。しかも買ってきたのはプッチンプリン。
無性に甘いものが食べたいと思ったのはかなり良いことのはず。
やはり食べないと元気は出ない。
久方ぶりの固形物はとても身に沁みました。
しかし、何を食べていいのかというのはこの白血病を患っている方だとかなりの制限があります。
プリンに関しても病院が作成した「差し入れOKリスト」を参照にしつつ、看護師の方にも何がOKで何がダメか一応念入りに確認してもらっておきました。
後々になって他の方のブログなんかを見たりすると、どこまでを禁止するのかは病院によって大きく違うなぁといった印象があります。
おっさんが入院しているところでいうと、原則としてはこんなところです。
- なまもの禁止(だから生のキャベツのサラダみたいのは絶対出てこないし、フルーツ系もシロップ缶詰系以外出てこない)
- 納豆禁止(納豆菌がダメってことですよね)
- ヨーグルト禁止(これもビフィズス菌とかですかね)
- チーズ禁止(発酵食品的な?)
- 生クリームとか、フルーツが上に乗ったデザート(なまもの禁止系の流れですね)
- いわゆるジャンクフード店系の持ち込み禁止(ハンバーガーとか。加熱処理さててても、包装段階で菌が入り込む可能性がある)
じゃあ何がいいかというと
- 加熱処理された個別包装されたもの(コンビニのパンとかはOK)
- お菓子もプラでの個別包装ならOK(キットカットとか、柿ピーとか、すごく重宝します)
- 加熱するレトルト食品もOK
- 缶詰
- 完全密封系または個別包装のふりかけ等
どこまで厳格にやるのかというのは病院によりけりですが、
もし身近な方がこのような病気になってお見舞いに行くときに何か持っていこうかなーと思っているのであれば
まずはご本人なりご家族にどのようなルールになっているのかを聞いたほうがいいかと思います。
血液データ
血小板 43,000 (通常158,000~348,000)
ヘモグロビン 9.5 (通常13.7~16.8)
白血球 400 (通常3,300~8,600)
好中球 38.0% (通常42~68%)
FDP 58.0 (通常0~10)
D-ダイマ 45.5 (通常0.00~1.00)
血小板の減少傾向が止まらないので輸血を再び。本当に輸血に頼りっぱなしです。
二度と献血ができないかと思うと、恩返しができずにつらい……。
白血球はついに400まで低下。
ヘモグロビンも下がってきているので貧血には注意してくださいね、と言われるようになる。