上丹田・・・・額にできる球状の意識。クリアな思考、頭の冴えた状態を作り出す。
中丹田・・・・胸にできる球状の意識。やる気や情熱、愛情に満ち溢れた状態を作り出す。
下丹田・・・・下腹部にできる球状の意識。強い意志、不動心を作り出す。
上丹田・中丹田・下丹田（1）
当ブログをご覧いただきありがとうございます。
ゆるりんの田辺です。
上丹田・中丹田・下丹田の三つの身体意識についてです。
※身体意識とは、科学者の高岡英夫先生がこういった曖昧模糊としたものに付けた総称です。これは非常に画期的な概念で、上丹田・中丹田・下丹田を何といって定義はされてこなかったのですが、定義された事により、観念的なのものや、一種の哲学のようなものに左右されず科学的に、身体に向き合えるようになれました。
スポーツの場面で”腰で打つ”という言葉が出てきますが、こういったものも身体意識です。
上丹田が身に付いた人は、理性的な考えや、論理的な考えができる上に、
非常にスケールの大きい精神の状態になれます。
小さな事は気にせず、ちっぽけに感じ、くよくよ悩まなくなれます。
中丹田が身に付いた人は、情熱的になります。人の持つ熱力の源です。
中丹田は熱さの度合いで少し気性も変わります。
そこそこの強さであれば、温和といった表現がピッタリの人になります。
強力ならば、激烈に燃え盛るような人になります。
下丹田が身に付いた人は、意志の強い人になります。
物事のリスクを飲み込み、その上で覚悟を決めて前へ進めます。
”ゆるんで、強靭で、自由に使える身体”にした上で、
この三つがうまく機能する状態にしていくとよいでしょう。
上丹田だけが無い場合、感情と意志ばかり強くて、非常に暑苦しく攻撃的な人になります。
中丹田だけが無い場合、意志がしっかりしている割に行動が伴わない人になります。精神の負担がどんどん増えていくタイプです。
下丹田だけが無い場合、浮付いた詐欺師気質になります。
クールで情熱的で、カリスマ的な性格の半面、行動や言葉に重みが無い為、
危なっかしい人間になりえます。週刊誌を賑わす俳優等に多いタイプです。
この概念については敢えてブログに出してこなかったのですが、
最近、思う事があってこのように書き始める事にしました。
身体意識については後々書き綴っていく予定ですので是非ご覧ください。