1/9~1/11の3連休、BANBANさん、まつさん 、教官と長崎県五島列島へ遠征に行ってきました。
天気予報では、土日は波1m以下のベタ凪の予報だったのですが…実際五島海域まで来ると北の風が強く、予報に反して結構波がありました。
まずはBANBANさんと僕、まつさんと教官に2グループに分かれて渡礁。
僕らは北面の磯に上がったので、風で良い感じのサラシが広がっていました。
早速ヒラスズキを狙いましたが、ミノーで2ヒット1バラシ、1ラインブレイクのみ。
出方もあまり元気がなく、あまり活性が高くないように思えました。
しばらく攻めていると全く反応が無くなったので、青物を狙おうとペンシルベイトのマラペンでダイブ&スライドを繰り返していると、サラシから5mぐらい離れたところでパコーンと何かがヒット。
待望のヒラマサかと思いましたが、あまり引いてくれません。
ミュートス110HH、ステラ8000HG、PE4号+80ポンドというタックルだったのでゴリゴリ寄せてくると、姿を見せたのは70センチぐらいのヒラスズキでした。
この後にもう一度サラシから離れた場所で同じようにアタリがありましたが、残念ながらヒットせず。
夕方になると船長が迎えに来て、この磯では磯泊まりができないとのことで、まつさんらの磯へ移動。
みんな同じ磯で磯泊まりをすることとなりました。
寝るまでの時間にはまだ結構な時間があるので、当然それまでは釣りをします。
磯泊まりでは、クエを狙ったり、アオリイカを狙ったり、根魚を狙ったりと人それぞれ色んな釣りが楽しめます(*゚ー゚*)
今回は4人車1台での遠征だったので荷物を厳選しなくてはならなかったため、ルアータックルでの根魚狙いでした。
まつさんは自宅で仕込んできたイカの短冊を、他3名はスーパーで買った冷凍エビを使いました。
釣り方はブラーやダウンショット、ジグヘッドなど様々です。
夕まずめから良型ガシラを連発していたまつさんは、ベイトタックルだったので、夜になるとトラブルが増えて減速。
一方BANBANさんと教官は良いペースでガシラなどを上げていました。
僕は一発大物を狙ってデカいエビの1匹掛けだったためか、 数時間でガシラ2匹というスローペース。
しかもあまり型は良くありません。
ひとまず食事をとり、釣りを再開してしばらくたったころ、沖にフルキャストしたエコジグ30g+冷凍エビをボトム付近でリフト&フォールしているとコツコツと小さなアタリが。
少し待ってから合わせると、「ズシッと」竿が起こせない重量感があり、その直後一気に5mほど走られました。
根魚だったらこの1ダッシュで根に入られて終わりですが、幸いにも根には入られることなくファイト続行。
何度か走られました根に入られず、どうやら根魚ではないようです。
タイっぽい引きだったので、「タイかフエフキとかちゃうかな?」などと寄せてくると…暗闇の海にヘッドライトで照らされて浮かんできたのは良型のマダイ。
綺麗な73センチのマダイでした。
この1匹に満足して夜釣りを終了しましたが…この磯は足場が非常に悪くてテントが張れず、寝袋だけで寝るしかなく、しかも斜めになっているので下手すると海へドボン。
緊張であまり眠れませんでした。
翌日は朝から青物狙い。
朝マズメに1回T2にアタリがありましたが、ヒットには至らず。
3匹目にヒットさせたのは教官の自己記録となる89センチでした。
ずっと青物を狙っていた僕でしたが、この1匹を見せられて悔しくなり、すぐにヒラスズキ狙いに切り替えました。
まずはミノーを3回通しましたが無反応。
そこで得意のマールアミーゴに付け替えた1投目、サラシの切れ目でコイツがヒット↓
体高のあるナイスプロポーションのヒラスズキ91センチでした。
次はまつさんもヒラスズキ狙いを。
ホワイトガソリンを使うバーナーです。
ちょっと準備が面倒ですが、火が付けやすくてなかなか消えないので、めっちゃ使いやすかったです。
夕方の磯替わりタイムでは、またBANBANさんと僕は違う磯へ渡りましたが×
しかも磯泊まり中に風が変わってしまったので、矯正撤収となり、船泊まりさせてもらうことに。
船で寝たのは初めてでしたが…めっちゃ快適でした(・∀・)
翌朝は名前もわからないような磯へ。
風が強くて磯が限られ、しかも連休で人が多かったので仕方ありません。
ここではBANBANさん、僕とそれぞれ1匹ずつヒラスズキをゲットしましたが、横からの強風でまともに青物狙いができず、10時の磯替わりのラストチャンスに掛けてまたも磯替わり。
次の磯でもやっぱりヒラスズキはいて、薄いサラシから次々にヒラスズキが出てきました。
10回ぐらいアタリがあり、ようやくヒットしたのは60センチ弱でした。
その後ジグをしゃくっていると、底から10mぐらいのところでヒットがあり、引きの強さから「多分ヤズですわ」と言いながら寄せてきたら…なぜ上がってきたのは35センチちょいのイサギ。
ジグでイサギを釣ったのは初めてなので、結構嬉しかったです(*゚ー゚*)
イサギといえども、ジグでアタリが全然なかった中でのヒットは集中力が増します。
昼を過ぎ、納竿時間が淡々と近づいてくる中、足元にキビナゴの群れが集まりだし、そしてゆったりですが潮が南から北へ流れ出しました。
しゃくるジグに重みを感じるようになった直後、底から10回ぐらいしゃくった時に「ふわっと」した食い上げのアタリのようなものがあり、1テンポ置いてひったくるように竿が持っていかれる強烈なアタリがきました。
アタリからヒラマサだと確信して、まずは根に巻かれないようゴリ巻きして底を切り、そして慎重に浮かせてBANBANさんにギャフを掛けてもらいました。
82センチのヒラマサでしたヘ(゚∀゚*)ノ
この1匹を最後にアタリは途絶え、14時に納竿。
最後の最後に本命のヒラマサの顔が見れてほっとしました。
一方、違う磯に上がっていた教官は、ヒラメ70センチをゲット。
今回の遠征で僕らのクーラーの中にはヒラ御三家が揃い、なかなか壮観な中身になっていました。
また、今回はどこも磯が詰め詰めだったので結局最後まで同じ磯に立てなかった九州エキスパのM草さんは、デカいオオモンハタ(PE0.8号で釣ったそう)のほか、ヒラマサやアラカブなどをゲットしていました。
あのオオモンハタは清蒸にするとやばいでしょう(*゚ー゚*)
ご報告は以上です。
今日からしばらく魚食生活が続きます。
また今夜何を作ろうか妄想しながら、今日一日を過ごすとします。
では良い一日をノシ








