昨日、友人に誘われて川上未映子の講演会「言葉の恥じらい、言葉のちから」に行ってきました。
釣りをしない休日はなんか久しぶりです。
僕自身は全然川上未映子の本を読んだことが無かったけど、友人がブログを見ておけばいいと言うので、軽く見てみたけど…すんげーカオス。
こんな文章を書く人がどんな人間なのか妙に気になってしまった。
…あ。
もしかしたら友人の思う壺?
ステージに現れた川上未映子はおしゃれで、綺麗で、文章から受けたイメージとはかけ離れていました。
とりあえずブログだけ読んだだけだったので、この人がどんな人なのか調べてませんでしたw
ファンの方、こんな人間が参加しちゃってゴメンナサイ。。
結構話は面白く、あっという間に1時間半は過ぎてしまいました。
印象に残った話は色々あるけど、特に共感を覚えたのは、彼女が幼少期から自分の死を恐れていたこと。
自分が死ぬということが妙に不安で、寂しく、怖く、夜寝るのも怖かったことが僕にもありました。
死んだら全てが終わりって意識がありましたし。
子供の頃、自分が死んだ後は世界が放送終了後のテレビ画面みたいな白黒の砂嵐が無感情に延々と続くものを想像していました。
今ではさすがにそこまで感じるってことはないですが、それでも死が怖くなることがあります。
あー変なこと書いてごめんなさい。。
そしてもう一つ共感したのは、言葉のちからの話で、「言葉でつけた傷は一生残るかもしれない」ということ。
確かにそれはそうなんだけど、それを考えて慎重に相手を傷つけないように話すと、言葉が出なくなるんですよ。。
言葉ってホント難しいです。
とにかく、本当に来て良かったと思います。
友人が誘ってくれなかったら、恐らく誰かの講演会なんて文化的なイベントに参加することがなかったし、川上未映子という作家を知ることも無かった。
次、もし講演会を大阪ですることがあればまた参加したい。
もちろん、その時はちゃんと著書を読んでからw
