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八戸市ゆるまる自動車整備の自動車整備日記

青森県八戸市に2026年7月に新規オープンした自動車整備工場のブログです。何でもかんでも故障したからと言って純正の新品に交換すると値段が高いので中古や社外品を使う等の広い選択肢も提供できるお客様に寄り添う自動車整備工場の日記

八戸市 車の整備 ブレーキの錆による固着と引きずり


青森県八戸市のゆるまる自動車整備のタニカワです


今回は車を走行していると、何だかスピードが出ないような片側だけブレーキが効きっぱなしのような症状です


これは前側のブレーキキャリパーに錆が出てきていて、ブレーキキャリパーピストンの動きが悪くなりブレーキペダルから足を離してもブレーキがうっすら効いている状態です


自転車のブレーキの構造を想像してみると分かりますが、車輪のリムをブレーキパッドが挟み込んでブレーキをかけていますがそれをハンドルのブレーキ機構を軽く握ってクーっとうっすさら効いている感じ。ブレーキパッドが軽くリムを挟み込んでいますから、その状態で走行すると摩擦熱が発生します


自動車で同じ事が起きるんですが、ブレーキがうっすら効いているような状態で走り続けるとホイールが触れないくらい熱くなります


ブレーキの錆の固着によるブレーキの引きずりの兆候を放置しておくとタイヤが摩擦熱で破裂してしまったりする危険もありますし、ブレーキフルードが沸騰してしまい急にブレーキが効かなくなるペーパーロック現象という症状も発生しかねないので危険度が高い症状です



走り始めにギギギっと、何だかブレーキが効きっぱなしなのに走ろうとしている感じの症状も固着による引きずりの兆候です


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自動車でディスクローターという円盤上の部品をブレーキパッドを油圧で挟み込むディスクブレーキと後輪に使われていたりするドラムブレーキがあり、そちらは半月型のブレーキシューとかライニングとか言われるパッドがリアホイールシリンダーの油圧の広がりで内側から外側からの力でブレーキをかけるタイプがあります


ディスクブレーキにはブレーキキャリパーという部品があって、その中のシリンダーにキャリパーピストンという筒状の部品がありキャリパーのシリンダー内部に錆が発生してこの固着や引きずりが起きます



ドラムブレーキのリアホイールシリンダーの中にもピストンが入っていて、シリンダー内部やピストンに錆が出てくる事があり、動きが悪くなって固着が発生する事があります



ディスクブレーキの場合はブレーキキャリパーのシリンダーを分解清掃するのですが、研磨に使う砥石が結構高価だったりします


水でブレーキのオイル、ブレーキフルードを洗い流して乾かし、古いグリス類はパーツクリーナー等で清掃して再度乾かし砥石やキャリパーホジホジ君という名前の工具で錆を落としていきます


十分に錆が落ちたら、錆が出やすい部分に防錆用に亜鉛メッキの塗料を塗布して乾かし、ラバーグリスを沢山塗りたくってキャリパーシールキットというゴム部品を着けながらピストンにもグリスを塗布してキャリパーを組み付けています


一度錆びてしまったキャリパーピストンは個人的には錆が再発してきたりする可能性も加味して社外品の新品に交換しますが



うーん、研磨して亜鉛メッキの塗料を塗ったりするのですがこれも絶対錆の発生が再発しないという訳では無いので思い切って部品が生産中止とかでなければ純正のキャリパーの新品の丸ごと交換。アッセンブリー交換をした方がいいのかも知れません。2年とかで再発してしまったと言うのも無くはなくて汗。キャリパーの分解清掃は手間がかかりますし、砥石も高価で必然的に見積もりが高いんですね


だったら10年くらいは平気そうな純正新品に丸ごと交換の方がいいのかも知れません。ちょっと正解が分かりません






ドラムブレーキのリアホイールシリンダもピストンが単体で部品が頼める車種もあれば、リアホイールシリンダーの丸ごとのアッセンブリーでしか部品が頼めない、社外品が作られていないパターンもあります。ホイールシリンダーの中身を分解して錆を研磨してゴム部品をリフレッシュするやり方もあるのですが、長く錆の再発をしない車もあれば


あ、2年前に分解清掃しているのに、また錆が再発してる!というパターンも見た事があります


ホイールシリンダーのアッセンブリー交換は片側税込で1万円ちょいぐらいだとしたら、アッセンブリー交換の方がいいのかも知れないですね。こちらも正解が分からないです。車種によって何だか錆が直ぐに出そうな材質の感じの部品もあるので汗


フロントのキャリパーピストンは車種によっては樹脂性を採用している車もありますが、キャリパーは金属なのでキャリパーのシリンダーが錆びてきて結局分解清掃が必要な車を見た事もりました



とりあえず、ブレーキの固着、引きずりは危険度が高いので直ぐに対応した方がいいですね


このブレーキの機構に使っているブレーキフルードというオイルも何だか分かりませんが湿度を含みやすい性質があるのだそうで(なんでそんな性質のオイル使うんだろ汗。錆びてくださいって言ってるようなもんな気がしますよね。大事な部品達なのに湿度含みやすいって汗)


湿度を含んでくるとブレーキの効きが悪くなるそうで、なんでも沸点が下がってくるんだそうです。沸点が下がると前にも書いたペーパーロック現象というのが起きてブレーキが効きにくくなるんだそうです


なのでブレーキフルードは車検毎に交換した方が良いかなという考えです。古めかしいブレーキフルードは琥珀色みたいな色をしていて、新しいブレーキフルードはなんですかね?クリーム色みたいな、薄い黄色みたいな色の印象です


そんなこんなで、怪しい感じがしたらキャリパーのピストンの錆具合をチェックしてもらいましょう


あ、キャリパーに付いているスライドピンという部品も錆びてくる車がありまして、こちらも錆が酷いなら交換して、掃除必要です。キャリパーピストンやシリンダー内部が無事でもスライドピンが固着してたらそれもまた固着や引きずりの原因になりますので汗


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