おはようございます〜。

ゆるくらすひと。香織ですニコニコ

 

今朝、夢を見ました。

高校生の時に亡くなったおばあちゃんが、普通に生きていて、

実家でみんなで朝ごはんを食べてた。

 

なぜか食後に寿司!笑

 

そして長女に起こされる。

「ママぁ、おもらししちゃった。。」

 

 

・・・それはさておき。

 

夢を見て久しぶりに思い出したこと。

 

おばあちゃんね。

亡くなる前の1年くらい、呆けていて。

 

おばあちゃんが、トイレで粗相をしたことがありました。

 

けっこうひどいことになってて。

 

弟と妹が、「姉ちゃん、トイレひどいことになってるよ〜」

と言ってきて。

(父も母も、家にいなかった夕方のこと)

私は見て見ぬふりしてる2人に「おい!」

とツッコミ入れて。

おばあちゃんの部屋へかけこむ。

 

「おばあちゃん!もぉ〜っこんなにして!」

って、おばあちゃんを現場に連行。

 

その瞬間。

 

見た瞬間。

 

 

おばあちゃん。

腰が抜けたみたいに、後ずさりしてよろけた。

 

あの時の、おばあちゃんの目に映ってた、

”絶望”の色。

 

 

ずっとしばらく、トラウマでした。

 

「なんてひどいことをしてしまったんだろう」

 

 

おばあちゃんね。

まだら呆けだったんですよ。

あの頃の私は、よく分かってなかった。

 

でもあの瞬間、全てを理解した。

 

「ごめんね、ごめんね。」

「おばあちゃん、大丈夫だから。」

「わたしが綺麗にするからね。」

 

そう言って、部屋に連れていって、座らせて、

トイレに戻って掃除した。

 

 

数ヶ月後、おばあちゃんはそのトイレで倒れました。

 

 

数ヶ月間だったけど、優しくできた。

 

でも、もっと色々してあげられたんじゃないか。

そう後悔していて、

大学の時、飲みすぎるとよく思い出して泣いてたなぁ〜(苦笑)

 

これは、5年間同居してた父方のおばあちゃん。

おじいちゃんが亡くなって、生まれ育った新潟から、

はるばる茨城まで引っ越してきた。

お友達もいなくて、だんだん呆けていって。

「字もよく思い出せなくなってきた。」

そんなことが書いてある日記が、後で押入れの中から見つかった。

 

 

母方のおばあちゃんは、もう脳出血をきっかけに施設に入ってしまったんだけど、

元気な時に、1歳の長女を抱っこしてもらえた。

 

香織ちゃんはいい子だねぇって。

おばあちゃんの好きな美味しいお茶や、手紙を送るとすごく喜んでくれた。

 

そして子供を産んでからも、毎年のように、

おばあちゃんのひ孫を連れて、

新潟までお見舞いに行ってます。

 

もう、自分の子(私の母)のことも、認識できているのかわからないけど。

 

 

辛かったこと

 

悲しかったこと

 

うまくいかなかったこと

 

 

 

全部、つながってる。

 

 

あの後悔があったから、母方のおばあちゃんに優しくできた。

そのことが、私のトラウマを癒してくれたんだろうな。

 

 

今感じてる、もどかしい思いだってさ。

 

何かにつながってる

 

どこかにつながってる

 

そうやって、想いを巡らせたら、

ちょっと心が軽くなる。

 

 

だから今朝のシーツの洗濯も、ね。

朝から、もぉ〜っていうね。

苦々しい想いも、何かにつながってるんだきっと(笑)