東京大学受験は

前泊が必須の地方組

母・Mummyが付き添い



東京へ向かうホームでは

受験生らしき親子を何組か見かけた。




私達と明らかに違ったのは…


みんな大荷物。


ほとんどはキャリーケースで


中には海外旅行へ行く様な

大きなスーツケースまで



私は

ショルダーバッグとトートバッグ


息子は

いつもの大きめリュックと布トート


THE 身軽。



きっとあのキャリーケース には

たくさん参考書が入っていて


ギリギリまで頑張るのだろう


私たちが持ち合わせていない

強い気合いを感じた




天候にも恵まれ

ホテルに到着




お部屋番号は

誕生日の前日


いけると確信




先ずは夜ごはんの相談


近くのお店に行くか

買ってくるか

ルームサービスか

結果は

ホテル内レストランの

テイクアウトに決定


以前HPで調べた際

気になっていたメニューがあったみたい


下調べは大事よね




それを予約して

私は部屋を出る


息子1人の時間をつくる




勉強しても

しなくてもいい




神田明神 初参拝



とても良い氣を感じた



御社殿大屋根葺き替え用の銅板を奉納する



もうすぐ日が暮れる

息子が産まれた日と同じ

雲ひとつない青天だった




部屋に戻り夕食


リクエストの『麻婆豆腐』は

美味しいと喜んでいた


息子が幼い頃

毎年行っていた中華街を思い出す


戦いの武運を祈るにふさわしい


関帝廟の護符を

私が持っていた


そして

前夜祭に乾杯




塾から届いた

お世話になった先生方の寄せ書きを

直前に見せた


最高に心強い味方の言葉に

嬉しく笑っていた




翌日に

東大受験を控えた

息子の夜


出発前の最後の確認と

友達との連絡で終える


それでいい


あとは明日

無事に会場に辿り着くだけ